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ほそいあやのてくてくルポ ビキ・テラ散歩、ときどきルポ

手軽な手芸として一大ブームとなっている、羊毛フェルト細工。
今回は、羊毛フェルトで驚くほどリアルなフォルムと毛並みの猫人形を追及し、国内外で人気を博している「猫人形専門作家」、佐藤法雪さんを紹介します。
珠玉の作品を見せてもらいながら、佐藤さんが講師をつとめる教室にもおじゃましました。

猫作りにチャレンジ!

みなさんの作品

前回に続いて、教室に通って制作をしている生徒さんの作品をちょっとだけ紹介します。

ある生徒さんは、制作中のアメリカンショートヘアーをこんなかわいいケージに入れて持ち歩くそうです。
そして、なんとこのケージも手作り!
今にも逃げ出しそう……。

カラカル!

「人間も猫もイケメンが好き」という生徒さんは、カラカルを作っています。

カラカルは猫科でいちばんイケメン!と言っていました。たしかにこの眼光はカッコイイ。

いつのまにか飼い猫に毛づくろいをされたそうで、おしりのあたりが毛羽だっていました。仲間と認められたのか。

さて、初心者組の進捗は……

初心者ブースでは、猫のあたまの球体が作られています。チクチクチク。

最初から羊毛は使わず「ニードルわたわた」というわたを使って芯を作ります。

単純な球体作りでも「刺すと留まる」というのがとても面白くて夢中になる!

お手本

右がニードルわたわたで形を作ったもの(芯)、左がその上から羊毛をかぶせて刺したもの。
こうすることで、羊毛の節約になります。

難しいけど、わりと修正がきく

あたまとなる球体を作ってから、鼻のふくらみを別で作って合体させます。

お手本のように、猫の骨格を意識して作らないといけません。
うーん、左右対称にするのが難しい!

「猫の耳ってずいぶんうしろから出ているんだなあ」「猫の鼻筋ってけっこうしっかりしているんだなあ」と、ふだん見慣れている猫なのに発見がたくさんありました。

ちょっと形が狂ったら、手でギュギュっと整えます。
先生いわく「困ったときは手で」。

緻密かつ大胆な羊毛フェルト細工の世界!

目をつけます

目のところにニードルでくぼみを作り、「キャッツアイ」というパーツを両面テープでつけます。
急に命が吹き込まれたようだ。
綿の上に置くと、不思議な生き物のよう。

まぶたを作る

自然な目つきになるように、まぶたを施します。
わたを加えて刺し、完全に覆ってから、ハサミで切って目を開けます。

羊毛をかぶせる

土台ができたら、羊毛をかぶせて刺して留めていきます。

……と、ここで時間が来てしまい授業終了。続きは家でやることに。

 初めての羊毛フェルト人形。どう仕上がった?

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