犬や猫、動物の感情を、気持ちをサポートする、支える。それは高度で専門的な知識や経験がなければできないことかもしれません。ただ、動物である彼らが、よりよく生きることを支える。そう考えると、少し視界がひらけてきます。

その手助けをするのが「いぬのきもち」「ねこのきもち」だと仮定すると、私たちのやるべきことが自ずと見えてきます。人と共に暮らす犬や猫の気持ちを支えながら、生きることをサポートする存在へ。

これまでの「いぬのきもち」「ねこのきもち」は、雑誌名としてみなさんに親しまれ、愛されてきました。この名前を、もう少し広く大きなものに育てていきたい。保険、フード、ヘルスケアから医療のこと。さらには、ペットサロンや動物病院のサポートまで。私たちがやるべき道すじは、幾重にも存在します。

「いぬのきもち」と「ねこのきもち」は、そんなブランド、サービスとして新しい道を、歩きはじめます。このブランドがあることで、犬と猫が幸せなときを送り、共に暮らす人に喜びが生まれ、安心に包まれてゆく。そして、それが社会を豊かにしてゆくことを目指します。

新たな試みの、はじまりです。その最初の一歩として、私たちは、犬や猫たちの存在を、彼らと共に暮らすみなさんと同じように、もっともっと近くに感じたい。まさに息のかかるような距離で。この社会で共に暮らす生きものとして「共生」という大きな課題に向かって歩みを進めます。

犬の気持ちは、変わりません。猫の気持ちは、変わりません。だから、人間である私たちの気持ちを変えようと思うのです。あなたたち犬と、猫と、共に生きてゆくことを選んだ私たちなのだから。

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