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THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
東京都新宿区落合にある自性院は、猫寺として知られています。
秘仏の猫地蔵が祀られており、毎年2月3日の節分会に開帳されるとのこと(※ 2014年からの開帳は未定)。
猫秘仏!?見たい!好奇心にかられて行ってきました。
猫寺とは?
猫寺とされているこのお寺、一体どのような由来があるのでしょう。まさか野良猫がたくさんいるからとか……?
その由来は、こちらの紹介ページに書かれていました(以下引用)。
「 猫地蔵の縁起は、文明9年(1477)に豊島左衛門尉と太田道灌が江古田ヶ原で合戦した折に、道に迷った道灌の前に一匹の黒猫が現れ、自性院に導き危難を救ったため、猫の死後に地蔵像を造り奉納したのが起こりという話が伝えられている。
また、江戸時代の明和4年(1767)に貞女として名高かった金坂八郎治の妻(覧操院孝室守心大姉)のために、牛込神楽坂の鮱屋弥平が猫面の地蔵像を石に刻んで奉納しており、猫面地蔵と呼ばれている。」
なるほど。猫地蔵は二体あるんですね。太田道灌が黒猫に導かれて危機を逃れたというエピソードは猫好きの者の心をつかみます。

七福神が町を練り歩く
豆まきの前に、七福神が行列をなして歩きます。

すごくシュール
縁起がよい七福神。ありがたいはずなのに、町にふと現れる光景がシュール……。非日常感に押され気味になってしまいます。

自性院のマスコットは黒猫
道に迷った太田道灌を自性院に導き、危難から救った猫は黒猫。というわけで黒猫も練り歩きます。何をするわけでもなくトボトボ歩いている子猫たち、かわいい!

あの黒猫も
あ!おなじみのあの黒猫もいるではありませんか。つねにヤマト便のスタッフさんに支えられるように歩いているけど、視界が悪いのか?

豆まきが始まります
支えられながら壇上にあがる黒猫と鬼。やっぱり足元がおぼつかなくて、周囲もちょっと笑ってる。
たぶん太田道灌を導いたのはこの黒猫じゃないと思います。

鬼と黒猫、かわいい
お坊さんが豆をまき始めました。何かおかしい……。豆をぶつけられるはずの鬼がそっちにいるのがヘンなのか。しかも後ろには棒立ちの黒猫。
これはずっと見ていたいショーです。

ビキ・テラ散歩、ときどきルポ
