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THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
犬たちが、のびのび思い思いに遊んでいる室内ドッグラン。そこにはじめて来るコ、みんなと遊ばないコがいたら、犬スタッフのピコちゃんやドッグトレーナーさんたちの出番のようです。その活躍ぶりとは!?
はじめてのコが来ました
ドッグランに初めて訪れた、トイプードルのアポロちゃん。まだ7カ月だそうです。
ほかの犬がこんなにたくさん遊んでいるところに来たことがないので、ガラス越しに見える姿はちょっと引き気味。明らかに尻込みをしています。
このように怖じ気づいたコをすぐに中に入れても、ほかの犬は怖いというイメージがついて、なじめないままになってしまうことがあるそうです。

看板犬ピコちゃんが手ほどき
そんな時は看板犬ピコちゃんの出番。カフェ側に来て、新入り犬の緊張をといてあげます。今回は、まずは飼い主さんが間に入り、アポロちゃんをピコちゃんのほうへ導くように呼びかけます。ピコちゃんは「怖くないからおいで」と言っているように見えます。

ほかの犬が怖くないことを教えている看板犬
自分からは動かず、相手が興味を示せば鼻を近づけるピコちゃん。
最初は戸惑っていたアポロちゃんも、だんだん自分から近づいていくようになりました。
久保田さんいわく「あまり積極的に近寄られると怖がっちゃうから、これくらいがいい」。さすが看板犬……。

アポロちゃん、犬見知り克服?
ピコちゃんが自分から近づいて行っても逃げなくなりました。これだけでも大きな一歩です。ピコちゃんの仕事はすごいな~と感心してしまいました。完全にスタッフ犬です。
アポロちゃんの社会勉強(?)は、今日はここまで。場内には入りませんでしたが、あと少したてば、アポロちゃんも元気にドッグランを駆けまわっていることでしょう。
ここに来る犬は、こうやって少しずつ社会性を身に付けていくのだそうです。

犬見知りはないけど、あまり遊ばない犬もいる
ひときわ小さいチワワのCOCOちゃん(1才3カ月)は、ほかの犬と体のサイズがかけ離れているせいか、あまりみんなと遊びません。おもちゃにもあまり興味がないようです。
3~4カ月くらいまでにほかの犬と接していない犬は、1才を過ぎてからこういう所に連れてきても遊ばなくなってしまうケースがあるのだとか。
そんなコを上手に遊ばせる方法を、トレーナーの久保田さんに教わりました。

ビキ・テラ散歩、ときどきルポ
