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滋賀県湖南市の仮想動物都市・こにゃん市長に就任後、さまざまな公務に出席することになったパグのひなたちゃん。就任式ではメディアからの取材も殺到し、終始、落ち着かない様子だったそう。それが今では、市職員のみなさんとも仲良くなり、公務出席が楽しみでならなくなってきたのだとか。今回はひなたちゃんの市長としての活躍ぶりに迫ります。
Q
「ニャニフェスト」(こにゃん市のマニフェストのこと)を実現させるために、公務で実践していることはありますか?
A
湖南市が主催のイベントなどでは、私もひなたと一緒に登壇して、「市長秘書」としてご挨拶させていただくことも。その際、「動物と人間が仲良く安心して暮らせる街づくりをしましょう」とお話させていただいています。うれしいことに、さまざまなイベントに出席を重ねるうち、市民の方から声をかけていただく機会も増え、多くの人のあたたかさを感じ、ますます湖南市が好きになりました。同時に、これまで出席したことがなかったイベントに参加したことで、ひなたと一緒に、湖南市の魅力を再認識する日々です。
市民の方の中には、ひなたが動物保護団体からレスキューされた犬であることから、保護犬への認識が深まったという方もいるはず。今後もひなたの存在が、みなさんが保護犬について知るきっかけになってくれればと願っています。
また、webサイトで、「こにゃん市長秘書の日記」というブログを書かせていただいているのですが、今後はこのブログでも動物保護の現状や、みなさんにも一緒に考えてほしいことについて発信していきたいですね。
Q
思い出に残っているイベントはありますか?
A
今年の8月に、湖南市夏まつりに参加させていただきました。その日のひなたの公務は、ステージ上での市長挨拶。司会の方に紹介されて大興奮のひなたと一緒に、無事に公務を終えました。その後、観光協会の職員さんが、ひなたと同居犬のななのためにスイカを用意してくださったんです。フルーツが大好きな二頭は大喜び。私もおすそわけをいただいて、二頭+一人で夏の風物詩を満喫しました。
次回は、こにゃん市の今後について語っていただきます!
プロフィール
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ひなた
推定9才、パグのメス。滋賀県在住。
繁殖業者の倒産によって、動物保護団体からレスキューされてケアされていたところ、現在の飼い主のRikaさんと出会う。2013年4月、滋賀県湖南市の仮想動物都市「こにゃん市」の第3代市長に就任。
テキスト/OFFICE-SANGA