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滋賀県湖南市の仮想動物都市・こにゃん市市長の任期も残りわずかとなってきた、パグのひなたちゃん。次世代の市長にどんな夢を託したいと考えているのか、飼い主のRikaさんが想いを語ってくれました。
Q
ひなたちゃんが市長に就任後、保護犬の認知も広まったそうですね。ニャニフェスト(こにゃん市のマニフェスト)である「動物と人間がお互い仲良く暮らせる街づくり」が進んだことと思います。次の市長にバトンタッチ後もこのよい流れを持続させるには、どんなことが必要だと思いますか?
A
「動物保護管理センターがある街」というと、不幸な犬や猫がいっぱいいるんだと想像される方も多いと思います。でも実際は、保護された後に新たな飼い主さんが見つかって、幸せになっているコもたくさんいるんです。
ひなたが幸せな顔で市長挨拶を務めてきたことで、暗いイメージの払しょくに少しでも貢献できたかなと思います。さらに多くの犬や猫たちに幸せになってもらうために、大切に育ててくれる飼い主を必要としている子たちがいることを、今後もより多くの人に伝えていきたいです。
そのために、引き続きブログ「こにゃん市長秘書の日記」でも情報発信していきたいですし、残りのイベントなどの機会でも、積極的に保護犬のことをお話していきたいと考えています。
私とひなたのメッセージがたくさんの人の心に届いて、次の市長選でも同じ志を持った犬や猫と、その飼い主さんが二人三脚で立候補してくれればうれしいですね。
Q
こにゃん市の今後に、どんなことを期待しますか?
A
こにゃん市から全国に向けて、動物愛護のメッセージを発信していくことはもちろん大切ですが、同時に、全国の他の地域でも、同様の仮想イヌ・ネコ都市が創設されたらうれしいですね。そうなれば、国民全体が動物と人間が仲良く暮らせる国づくりを目指すはず。近い将来、本当にそんな日がくればいいなと思います。
ちなみに、次の市長選は2014年春ごろを予定。ひなたちゃんのニャニフェストにならい、みんなが笑顔で暮らせるこにゃん市の顔となる、次世代のイヌ・ネコの登場に期待が集まります。
「こにゃん市webサイト」では、元市長・ぎんや、元副市長・にゃんちゅうなどのブログも公開中です。もちろん、ひなたちゃんの近況を楽しめる「ひなた市長室」への訪問もお忘れなく。今後のひなたくんの活動にも注目です!
次回は、ドッグブランドプロデューサー・垣内りかさんが登場します!
プロフィール
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ひなた
推定9才、パグのメス。滋賀県在住。
繁殖業者の倒産によって、動物保護団体からレスキューされてケアされていたところ、現在の飼い主のRikaさんと出会う。2013年4月、滋賀県湖南市の仮想動物都市「こにゃん市」の第3代市長に就任。
テキスト/OFFICE-SANGA