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THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
店先で、何をするわけでなくそこにいる犬や猫。人は彼らを看板犬・看板猫と呼びます。
お客さんと店主の会話に耳を傾け、眠ったり起きたり。今日も店先にたたずんでいました。
青果店のちなつ
三毛猫のちなつ(8才)は、渋谷区の青果店さんの看板娘です。
輪に加わってる…
常連のお客さんとの会話にさりげなく混ざるちなつ。
野菜にはそんなに興味ない
子猫の時に、知り合いからもらわれてきたそうです。
開店時間はだいたいお店にいて、おかみさんが呼ぶと、足下へ寄ります。
昔からある青果店に、三毛猫。和のこころを感じますなー。ただそこにいるだけで絵になるのね。
呼ぶと来る
おかみさんが「呼んだら来るわよ」と言うので、「ちなつー」と呼んでみると、本当に来ました。わほー。
ただそこにいるだけとか言ってしまって反省。これはれっきとした接客だ!(気を良くしてらっきょう1キロ買った)
神社はなわばり
店に居ないときは出歩いています。メスにしては行動半径が広いそうで、どうやらここらへんの女ボスのようだとおかみさんは話していました。後ろに見える神社はなわばりだそうです。三毛猫には神社も似合う。
以上、青果店のちなつでした
人が来ると店の前に出てきてくれるのが、「今日は何にしますか?」と言っているようでもあり、看板猫ってあなどれないな、と思った次第であります。
中華料理店のシロ
「店内でいつも寝ててさわり放題」の看板猫がいるとの情報を受け、恵比寿の中華料理店にやってきました。
暖簾をくぐると、いきなりこの光景。そのまんますぎる。
店員さんに起こされる
さわってもまったく動じず眠り続けるシロ。店員のお兄さんが「起こしちゃっていいですよ、ちょっと今日寝過ぎだろ~」と言って起こしていました。ちょっと文句を言いながら床に降りてきた。
ある日、猫が勝手に店に入ってきた
ずっと飼われてるんですか?と聞くと、ある日、知らない猫がトコトコ店に入ってきて、スタッと台に上がってスヤスヤ寝始めたそうです。あまりにナチュラルな動作だったので気にする暇もなく仕事していたら、翌日もやってきて、そのうち本格的に居着いてしまったらしい。いいなー!うちにも来てほしい!
しかし、看板猫としての役目を忘れていなかった
突拍子もない登場シーンから始まった看板猫ですが、「人が好きなんですよー」と店員さんが言う通り、人懐っこくお客さんと触れ合ってくれます。猫好きの目から見れば、「お前ちゃんと仕事してるじゃないの」と思います。