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THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
前回Vol.2では、生徒の2頭は、基本トレーニングとして飼い主さんにピッタリついて歩く「ツケ」や、そのまま歩きながらくるりとまわる「ツイスト」の練習をしました。
今回はちょっと高度なトリック(ワザ)を学びますよ。かっこよくキメられるかな?
コテツくんのお手本
「スルー(ウィーブ)」は歩く人の股の間をすり抜けるトリックで、「アラウンド」は立っている人の周りをぐるぐるまわるトリックです。
まずはコテツくんにお手本を見せてもらいましょう。う〜〜〜ん、軽快な身のこなし!

コテツくんの鮮やかなトリックを動画でどうぞ。このなめらかな動き……トレーナーの伊藤さんと完全に一体化していると思いました。
「スルー」の基本は「内側から外」
この「脚の間をすり抜ける犬」は、テレビなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか。縫うようにジグザグに歩くので、「ウィーブ!(スルーの別の言い方)」と声をかけて練習をします。
コツは、足を踏み出して「内側から外」を促すようにすることだそうです。犬が脚の間を抜けたら、また一歩脚を出す……と何度もやっていると、自然とテンポよくすり抜けてくれるようになるとか。
コツを説明する伊藤さん。手と足の動かし方とタイミングがポイントです。
うまく「ウィーブ!」する2頭
らんきちくんと銀之介くん、このワザはばっちり習得済みでした! せっせせっせと縫うように歩く姿はキュンとしますね。
飼い主さんの動きもコツが要りそうなこのトリック。小さいワンコだと踏んじゃいそうで怖いし、逆に大きいワンコでもまたぐのが難しくなるのだろうな、と思いました。

見事なウィーブをぜひ動画でどうぞ。2頭とも飼い主さんと息がぴったりです。1年程の訓練でここまでできるとは驚きですね。
飼い主さんの周りをまわる「アラウンド」
次はアラウンドの練習です。人がまっすぐ立ち、指をくるりとまわして、それについてくるように犬を一周させます。2頭はコテツくんのように上手くできるかな?
結果は、次回の通しの動画で・・・!!


次回は、らんきちくんと銀之介くんが、今日習ったすべてのトリックを通しで演技。レッスンの集大成です。ちゃんとドッグダンスに見えるかな?
ほそいさん&取材協力者のプロフィール
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ほそいあや
ライター&Webデザイナー。犬猫好き。7歳の時に拾った雑種犬と姉弟のように育つ。一緒に川で泳いで溺れかけた経験あり(自分が)。その数年後に猫が加わり、犬の散歩についてくるようになる。
現在はゲルマニウムローラーで野良猫をコロコロするのが趣味。
HP:http://seiten4go.com Twitter:@hosoi
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今回の取材協力者とモデルドッグ
ドッグダンスのレッスンを担当する伊藤哲朗さん(ドッグトレーナー歴3年。ジャパンドッグアカデミー講師)と、愛犬でドッグダンスのパートナー、コテツくん 3才(ボーダーコリーのオス)。伊藤さんはドッグトレーナーに憧れて会社員時代にスクールに通いこの道へ。今回はドッグダンスの楽しさをコテツくんと一緒に教えてくれました。
Blog: http://japan-dog-academy.seesaa.net
※連載2~4回には生徒の犬、らんきちくんと銀之介くんも登場します。
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