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ねこ図鑑 ボディタイプ解説

■コビー
胴が短く、肩や腰幅も広いがっしり型。頭部は丸く、短めの尾と丸みのある足の先(ポー)をもっていることが大きな特徴。
ex) エキゾチックショートヘア、バーミーズ、ペルシャ、ヒマラヤン、マンクスなど

■セミコビー
コビーに近い体型で、四本足、胴、しっぽがやや長いのがセミコビー。足の先(ポー)は丸みがあるが、コビーほど大きくはない。
ex) アメリカンショートヘア、アメリカンワイヤーヘア、スコティッシュフォールド、コラット、シャルトリューなど

■オリエンタル
1番スレンダーで小さいボディタイプです。見た目はスリムで、くさび型(「V」に近い形で辺が閉じた三角形)の小さな顔、細くしなやかな胴、長い四本足とムチのような尾が特徴。
ex) オリエンタルショートヘア、シャム、ターキッシュアンゴラ、コーニッシュレックスなど

■フォーリン
中肉中背タイプ。比較的スレンダーでありながらも筋肉質。オリエンタルほど細くなくコビーほど丸くない、
ex) アビシニアン、ソマリ、ロシアンブルーなど

■セミフォーリン
フォーリンよりも手足が短く、肉付きもよいのがセミフォーリン。やや丸みのあるくさび型(「V」に近い形で辺が閉じた三角形)の顔が特徴。ボディはやや短くずっしりしている。
ex) アメリカンカール、エジプシャンマウ、スノーシュー、スフィンクス デボンレックス、トンキニーズなど

■ロングアンドサブスタンシャル
上記いずれのタイプにも当てはまらない、ボディが「長く、がっしりした」という意味のロングアンドサブスタンシャルタイプ。
ex) サイベリアン、ノルウェージャンフォレストキャット、メインクーン、ターキッシュバン、バーマンなど


【監修者プロフィール】
監修:服部 幸

東京都江東区の猫専門病院「東京猫医療センター」院長
北里大学獣医学部卒業。
2年半の動物病院勤務。
2005年よりSyuSyu CAT Clinic院長を務める。
2006年にアメリカのテキサス州にある猫専門病院 Alamo Feline Health Centerにて研修プログラム修了。
2012年東京猫医療センターを開院する。
2014年 JSFM(ねこ医学会)理事。
10年間、猫の専門医療に携わる。

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