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THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
「シベリアン・スピッツ」とも呼ばれるサモエドの特徴は、なんといっても豊富な被毛。極寒の空のもと、そりの牽引やトナカイの警護もつとめてきた犬種だけに、寒さに耐えるための皮下脂肪と、それを覆うフサフサの被毛をそなえています。
そんなサモエドの中でも、都内の愛犬家たちから注目を集めているワンコがいます。彼の名はクローカ。1日3度のお散歩で、「モフモフ売り」するのが大好きなんだとか。
この「モフモフ売り」って一体、何!? 飼い主のこじこじさんに、いろいろとお話をうかがってきました。

はじめまして。クローカです♪
Q
クローカくんとの出会いについて教えてください。
A
栃木県内のサモエド専門犬舎で、生後一か月のときに出会いました。ここを訪れたきっかけは、私たち夫婦の行きつけのパブによく来店していた男性が、白くて大きな犬を連れてきていたのをみて、その存在感に魅了されたから。ホワイト・シェパードとホワイトカラーのアラスカン・マラミュートのミックスのその犬の体重はなんと45kg! 何度も会っているうちに、「私たちも白くて大きな犬を飼いたい」と思うようになったんです。
犬舎に8頭いた子犬たちが遊び疲れて順々に眠りに落ちていく中、最後までガマンして目を開けて、ネムネムな表情で私たちを見上げてくれていたのがクローカでした。その様子を見て、一緒に暮らすなら「この子がいい!」 と心に決めました。
私たちと出会ったとき、ものおじせず接してくれたクローカですが、今でもその性格はまったく変わらず、初対面の人にも犬にも、犬以外の動物にもすぐに興味を持ちます。何かを怖がるという様子はまったくありませんね。
そんな性格のせいか、日課のお散歩は毎日とっても楽しみにしているようで、外に出すとものすごくはしゃぎます。マイペースなので、飼い主の顔色を気にすることもなく、通りがかった人とコミュニケーションをとることも楽しんでいるようです。

生後一か月のクローカ(左)。まるで白クマのよう
Q
クローカは、お散歩のときに「モフモフ売り」をしているそうですね。この「モフモフ売り」って何のことですか?
A
クローカと出会うと、みなさん、ふさふさの毛を「モフモフ」って触りたくなるみたいなんです。
つまり、「モフモフ売り」というのは、道行くみんなにモフモフされること(笑)。
「かわいいですね」って声をかけられてなでていただくと、私もクローカもうれしくなるし、クローカのことをモフモフする人もとっても楽しそうなので、私たちはさらにハッピーになります。

モフモフお買い上げ大歓迎〜♪
次回はクローカの日課についてレポートします!
プロフィール
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クローカ
2003年1月生まれ。オスのサモエド(体重26.5kg)。都内在住。飼い主のこじこじさん、ますたさんによる「サモエド クローカのお気楽日記」が大人気。楽しみにしてくれている読者のために、毎日欠かさず更新するよう心がけているのだとか。電子書籍「モフモフ売りがゆく! サモエド・クローカの日記」(ペットライフ社)も発売中!
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