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THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
漫画家・鴨居まさねさんが飼っている、スコティッシュフォールドのマルティくん。飼い主である私、岡田モフリシャスも「小雪が……もう一匹!?」と勘違いしてしまうほどそっくり!!
前回はマルティに迫りましたが、今回は猫への愛が端々から感じられる鴨居さんの作品についていろいろお聞きしました。
『君の天井は僕の床』に登場する猫・フミヤのモデルは?
漫画家の鴨居まさねさんのおうちで飼われているマルティ。仕事に追われている鴨居さんを癒すだけでなく、作中に登場する猫のモデルとして活躍することもあるのだとか。
アラフォー世代の不器用ながら胸キュンな恋愛模様を描いたマンガ『君の天井は僕の床』(略して『君天』)には、フミヤというメス猫が登場します。
「フミヤには、最初はちゃんとモデル猫がいました。たまたま写真を撮影しにいったビルの屋上に前髪がちょろんと出たような模様の猫がいて、すごく人なつっこいかわいい猫だったんです。『君天』の1話目はちゃんとこの猫の写真を見て描いたんですが、いろいろなポーズやしぐさのモデルとしてマルちん(マルティ)を見ていたら、フミヤもマルティみたいになってきて(笑)。 今では完全にマルちんそっくりな猫になってしまいました」(鴨居さん)
まん丸な顔、ふくふくのマズル、モフモフで大きな足、どれをとってもマルティそっくり! なフミヤ。『君天』のゆったりと変化していく人間模様の中で癒しを与えてくれるフミヤの存在は、鴨居さんとマルティの関係とも通じているのかもしれません。