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犬のこと猫のこと 愛犬のための防災

災害時に愛犬の命を守れるしつけ「最低限の3つ!」

どのしつけも役立つと思いますが、愛犬の命を守るという視点だと、ズバリ「ハウス」「オイデ」「他人慣れ」の3つです。ふだんはできていても、非常事態ではできないこともあるので、繰り返し練習しておきたいですね。

「ハウス」
クレート(箱型ハウス)などを用意し、まずは慣れさせることから。ゴハンはクレートの中で食べるようにさせ、クレートを好印象に。「ハウス」と言ってからクレートにおやつを投げ込み、指示で入ることを教えましょう。慣れるまでは扉は閉めないでおきましょう。

クレートに避難させることができる

「オイデ」
おやつを用意し、「オイデ」と言ってから、手からおやつを与えます。初めは愛犬がすぐそばにいるときに行います。
だんだんと愛犬が「オイデ」という言葉を意識し始めたら、愛犬と少し離れてみて「オイデ」を。少しずつ愛犬との距離を広げていきましょう。

危険なところから呼び戻すことができる

他人慣れ
「他人は怖くないんだ」と思わせるようなお膳立てをして練習を。おやつを与えてもらったり、大好きなおもちゃを渡してもらったりするのもいいですし、散歩道を、少しずつ人通りの多い道にするのもいいでしょう。ただしいきなり人混みに入るなどの無理は禁物です。

万が一はぐれても、ほかの人に助けてもらえる

留守番中の愛犬の命を守る
犬の過ごす空間を見直してみましょう

いつ起こるかわからない地震で、テレビや、戸棚などの家具が倒れないように、ホームセンターで防災グッズを購入して、しっかり固定しましょう。タンスなどは引き出しが飛び出して危険だったという報告もあるので注意。

強い地震では「これは大丈夫だろう」というものも落ちることが。高い所に重いものは置かない習慣をつけて。他にも、キャスター付きの家具は、地震時に動いて愛犬にぶつかってしまうことも。きちんと奥にしまって。

高い所に重いものは置かない(左)キャスター付家具は奥にしまって外出しましょう(右)

◆地震の揺れで窓が開きそこから逃げた愛犬が行方不明になった例も

愛犬が留守番中に被災。帰宅すると窓が開いており愛犬の姿がなかったそう。窓の鍵をしなかったための悲劇です

しつけインストラクター 荒井先生より

留守番中に怖いのが落下物によるケガです。サークルは、テーブルの下に移すか、屋根をつけると安心です。留守番中犬をハウスに入れていないのなら、物が落ちてきたり、倒れそうな家具がある場所には入れないよう柵をするなど工夫を。また、地震が起こったら落下しそうなものがある棚の下には、ハウスを置いてはいけません

ハウスは安全な場所に

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愛犬のための防災vol.2「飼い主さんの備え」 コラム いぬ /inunekonokoto/g6n2u9000000lfqy-img/g6n2u9000000lfsb.jpg 1 災害時を想定した「慣れの練習」を
防災月間の特別連載、前回に続き「愛犬を守るために飼い主ができる備え」を紹介します。最低限教えておきたいしつけ、日頃から慣れさせておきたいこと、備蓄……。 いざというとき後悔のないよう、できるだけのことはしておきたいですね。愛犬のための防災vol.2「飼い主さんの備え」災害時を想定した「慣れの練習」をふだんはしないことをしなければいけなかったり、逆にいつもできることができなくなるのが災害時です。どん g6n2u9000000lfqy
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