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THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
本物の猫を抱っこしているような気持ちになれるアトリエkijiの猫クッション。クッションのほかにキーホルダー、ストラップ、トートバッグなど猫のかわいさがギュッとつめこまれたグッズがあります。
書籍『小雪の怒ってなどいない!!』小雪クッションを作っていただいたご縁もあり、私、岡田モフリシャスがこの胸のトキメキが止まらないグッズがどうやって生まれたかを伺いました!
最初のグッズは愛猫「うーちゃん」がモデル
本物そっくり!なグッズを制作しているのは埼玉県に住む杏子さんと卓也さんご夫婦。アトリエにはキジトラの「うーちゃん」、「あーちゃん」と「りこちゃん」の3匹が暮らしており、2011年に初めてのグッズが生まれるきっかけとなったのは一番の甘えん坊でもある「うーちゃん」なんです。
杏子さんがパソコンで仕事をしていると、邪魔するかのようにキーボードに置かれた手の上に乗ってくるうーちゃん。でも、いざ抱っこをしたり顔をうずめようとすると逃げてしまい……「ああ、猫を抱っこしたい!」という気持ちがムクムク。そこで、猫のクッションを手に入れようと考えたと話します。
しかしいろいろとグッズを探してみても、なかなか思ったとおりのものが手に入りません。「ならば自分で作ってしまおう!」と作ったのが、うーちゃんがプリントされたクッションでした。
「ひとつ作ってみたら色んな姿の猫グッズを作りたくなったんです。制作したグッズをデザインフェスタ(※1)に出展したところすごく売れて、手ごたえを感じました。ハンドメイド製品を売買できる『Creema』(※2)で販売を続けていたら好評で、オーダーメイド受注会のお話をいただいたりとあれよあれよと広がっていきました」(杏子さん)
2011年の末からスタートし現在に至るまでたった2年。猫がもたらしてくれたその変化の大きさに驚きです!
(※1)オリジナルグッズを出展・販売できるアートイベント
http://designfesta.com/
(※2)ハンドメイド製品の販売・購入ができるマーケットプレイス
http://www.creema.jp/
「抱っこしたい!」から生まれたキュートなグッズたち
抱っこしたいのに、なかなか抱っこさせてくれない……。そんな気持ちから生まれたうーちゃんクッション。一方あーちゃんは、常に動き回ってグッズに最適な写真を撮るのが難しいので、モデルはもっぱらうーちゃんが担当しているんだとか。
「いっぱい触ってモフモフしたいんですけど、すごく抵抗するんです。そういう気持ちもあって、クッションの綿詰めは、抱っこしたときの重量感が出るよう『猫っぽさ』をイメージしながらあえて少し固めに作っています」(卓也さん)
実際にうーちゃんクッションを抱っこしてみると、ふつうのフカフカなクッションとは異なり、ずっしり感が。まるで本物の猫が腕の中にいるみたい……あぁ、なんてかわいいのでしょう。取材に来たのに、忘れてうっとりしてしまいます。