犬や猫のみみより情報やニュース、コラム、ドッグカフェ、動物病院などの施設情報は『いぬのきもちWeb・ねこのきもちWeb』
THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
邦楽編のカバージャケットには猫、そして猫か犬かわからない生き物も登場します!
椎名林檎の猫ジャケット
2007年に公開された蜷川実花監督の映画『さくらん』公開に合わせて、同映画で初音楽監督を務めた椎名林檎が発表したアルバム。
初回限定仕様で制作されたカバージャケットは、箱パッケージから取り出したジャケットを順にパタンパタンと開いて行くと、最後にネコが「ニャァーッ!!」という表情で現れる仕掛け。イラストアイコンにも子猫とリンゴがあしらわれたりしています。
椎名林檎×斎藤ネコのコラボ感が表現されているのですが、いま見ても新鮮。いつ手にとってもぐっとくる、素敵なCDジャケットです。
原田郁子のケモノジャケット
クラムボンのボーカリスト、原田郁子のセカンド・ソロ・アルバム。
カバージャケットに描かれているのは、どう見てもネコ!……と思われるのでピックアップしましたが、タイトル曲の「ケモノと魔法」でもケモノの正体は不明。犬とも猫ともほかの動物とも語られてはいません。
でも、原田郁子さんの歌詞はひとことひとことが温かくてやさしくて、ネコの毛のぬくもりのようなものが感じられると勝手に思っています。
サザンオールスターズの猫ジャケット
「涙のアベニュー」「私はピアノ」「C調言葉に御用心」など多くの人気曲が収録されたサザン初期の名作(3rdアルバム)。カバージャケットの猫は、口ヒゲがなんともチャーミングで、貫禄たっぷり。印象的なにゃんこです。「猫ジャケット」というキーワードを聞いて真っ先に思い出したのがこの猫の顔でした。
ジャケット裏には、ほかの5匹との集合写真が。サザンメンバーと似た猫が集められたのか、それぞれにメンバーの名前がタグ付けされています。下にはメンバーの顔写真も添えられて見比べられる楽しい趣向。遊び心たっぷりで、大好きな猫ジャケットです。
さて、今回で「いぬねこ音楽ジャケットの世界」は終わります。次回からは、手づくり文房具作家・宇田川一美さんナビゲート「いぬねこ文房具めぐり」をお届けします!