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THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
トータス松本さん、スガシカオさん、持田香織さん、坂本美雨さんをはじめ、そうそうたる顔ぶれのミュージシャンたちが共に手を取り合い、犬と猫の刹処分をゼロにすることを目標に掲げて開催してきた音楽フェス『HAPPY MUSIC FESTA』。今年の夏も開催されたこのイベントで、美布さんは昨年に続いてMCを務めました。(今年は東京公演を担当)
「HAPPY MUSIC FESTAは、参加するミュージシャンたちが皆、すごく前向きな意識でやっているイベント。集まる人たちも前向きな意識を持っている人ばかりの印象だったし、若手は盛り上げ役になってがんばっていたし、楽しかったですよ! ミュージシャンたちの愛犬、愛猫の写真も展示されて」
もちろん、美布さんのマーレーくんも写真が展示されました。
「実は、私自身も最初は犬や猫の譲渡活動をしている人たちのことを知らなくて。マーレーはブリーダーさんの元にいる親犬から引き取ったわけですが、参加したことをきっかけにいろいろ勉強する機会になりました」
フェスに参加してくれた人たちが同じように感じてくれたなら、すごく嬉しい、と話す南美布さんに、同フェスでとくに気になった犬猫がらみの楽曲がなかったか聞いてみました。後半では番外編の映画サントラもご紹介します。
IMALUさんの愛犬、ルルに捧げられた曲
「HAPPY MUSIC FESTAで歌われた楽曲は、どれもすごくいいんですが、私の心に特に響いたのは、IMALUさんの『4751日 もういないキミへ』でした。今年3月にリリースされた楽曲で、IMALUさんにとっては約2年ぶりのシングルだったようです。ジャケットに愛犬の写真はありませんが、愛犬家なら共感できるはず」
「歌詞を読むと同じ犬の飼い主として切なくなってしまいますが、昨年生涯を閉じたIMALUさんの愛犬、ルルに捧げられた歌なんです。切なくて、あたたかくて、とてもいい曲だと思います!」
矢野顕子さんのアルバム『音楽堂』には飛ぶ猫が
愛猫家として猫を救う活動にも積極的に関わっていることで知られる坂本美雨さんも、HAPPY MUSIC FESTAに参加したミュージシャンのひとり。
「HAPPY MUSIC FESTA東京の会場で”あ、美布さんだ”と笑顔で声かけてく
れた美雨さん。彼女も猫を飼ってらっしゃるそうですが、動物保護シェルター「ランコ
ントレ・ミグノン」でボランティアもされているそうです。命を大切にする彼女、歌声
にもその優しさと明るい希望が感じられます。彼女の声に癒されますね」
坂本美雨さんのお母さまである矢野顕子さんも猫好きで知られています。矢野顕子さんのアルバム『音楽堂』のジャケットとCDの円盤には、抜けるような青空を気持ちよく飛ぶ猫の写真が使われていました! 写真は動物写真家として有名な岩合光昭さんだけあって、のびのびしなやかでいて愛嬌のある猫のジャンプ姿をばっちり捉えています。
登場する曲には、どこかへ旅立ちたい人、冒険したい人、何かから解放されたい人たちのことが歌われています。開放感たっぷり、のびやかにジャンプする猫の写真に多くの思いが込められているのかもしれません。
次は、ちょっと変わった犬が登場する映画のサウンドトラックを紹介!