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THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
猫を飼っている人も飼っていない人も、住人同士でコミュニケーションを取りながら猫と一緒に暮らせる、猫好きの女性のためのシェアハウス。 そんな物件がある事を知り、おじゃましてきました。
前回はお部屋や設備をざっとお見せしました。今回は、住んでいる方にお話を聞いてみましょう。
逸見さんときゃらまきちゃん
逸見さんは、きゃらまきちゃん(メス・2才)と共に4カ月前に入居。ここにくる前は実家住まいだったそうです。
「実家を出たけれど、ここは一人暮らしという感じがまったくしないので、ぜんぜん寂しくない」とのこと。猫も猫トモもいて、人数(匹数)的にはたいていのおうちよりもにぎやかなのでは。
私事ですが、むかし実家(猫あり)を出て一人暮らしをした時は寂しくなって一年足らずで戻ってしまいました……。当時こういう物件があったら人生変わっていたかも。
名前の由来はキャラメルマキアートです!
きゃらまきちゃんは、よくじゃれる元気な猫。入居したその日から建物内を探検してまわって、あっさりと順応したそうです。
森田さん(左)と大場さん(右)
森田さんと大場さんも若い女性です。森田さんの抱いている猫がこむぎちゃん。もともとペット可の住まいに住んでいたのですが、ここを知り引っ越してきたそうです。
ここでの生活のよい所をうかがうと「最近旅行に行ったのですが、みんなで猫の世話をしてくれたので助かる」「いろいろと相談ができる」ということでした。
引っ込み思案のこむぎちゃん
オッドアイがきれいな瞳のこむぎ。ここでの暮らしは楽しんでいるようです。
飼い主の森田さんはもう一匹猫を飼っていますが、残念ながら部屋から出てきませんでした。
ラオス出身のにゃんこ
大場さんの猫は「にゃんこ」という名のにゃんこ。
ラオスで出会い、日本に連れ帰ったそうです。
その気持ちわかる!外国で出会う猫は、今別れたらもう会えない、そう思うと別れたくなくなっちゃうんですよね。
……で、なんでキミは洗濯機の中にいるの?
※Web編集室注:洗濯機の中に猫が閉じ込められないよう、飼い主さんの目が届かない際は開けっ放しにしないように注意が必要です
連絡ノート
テーブルの上に置いてあるノートを見せてもらいました。
共同生活上の連絡事項や、今日猫たちがこんなことをしていた!というニュースなど、イラストをまじえて報告されています。
女子なら一度はやったことのある交換日記のようで楽しそう。
「猫とラフな格好でくつろげる」がテーマ
私はシェアハウスというものを見学したのは初めてでしたが、へんに気を使ったりしないのかな?とか、夜中に帰ってきてうるさくしちゃったら……などの心配はないのかしらということが頭をよぎりました。
でも実際見学してお話を聞いてみると、持ちつ持たれつ、フォローし合って生活していることが伝わってきました。そして何よりも猫が住人同士の掛け橋になります。
結果、お互いが家族のような存在となり、ラフな格好でくつろげる空間となっているんですね。
猫も勝手に遊ぶ
中庭の網戸の猫ドア。ちょうどこの日も扉に猫ドアを取り付ける工事をしていました。猫はどこへでも出入り自由です。
以上、シェア・ラ・キャット駒込レポートでした
シェア・ラ・キャットは駒込の他に大田区の馬込にもあります。
2013年7月現在は満室ですが、「猫が飼いたくて寂しがり屋」の人は、このような物件があるということを覚えておいて損はないと思います。 ちなみに、猫を飼わなくても猫好きなら入居できますよ。
取材協力
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東京エステートバンク株式会社
東京都港区南青山7-10-7 バルビゾン39番館7F
http://sharelacat.blog.fc2.com/
ほそいさんのプロフィール
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ほそいあや
ライター&Webデザイナー。犬猫好き。7歳の時に拾った雑種犬と姉弟のように育つ。一緒に川で泳いで溺れかけた経験あり(自分が)。その数年後に猫が加わり、犬の散歩についてくるようになる。
現在はゲルマニウムローラーで野良猫をコロコロするのが趣味。
HP:http://seiten4go.com Twitter:@hosoi