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• vol.4　先住猫とのその後

お寺で生まれた子猫を、家族の一員にすることにしました。
家に迎えてからのケアや、先住猫と馴染むことができるのか？等、何回かに分けてお伝えしたいと思います。

前回は、トイレトレーニングの様子をお伝えしました。今回は、いじけてしまったビッキーとのその後をお伝えします。

だいぶ馴れてきた

急にテラに追い回される生活となり、洗濯カゴの中に引きこもってしまったビッキーでしたが、数日経つと洗濯カゴから出てきてくれました。

テラは相変わらずビッキーのことが大好きで、追い回して飛びつきキレられていますが、以前より距離の近い二匹を見ることが増えてきました。

ビッキー、テラを観察

たとえば、テラが何かに一匹でじゃれているとき。テラの意識が自分に向いているときは警戒しますが、テラがほかのものに夢中になっているときは、その様子に興味があるようです。

見守ってる風

テラの目が自分に向いていないとわかり、自分から歩み寄って行きました。
飼い主としては、まるっきりテラの片思いということでもなさそうで安心しました。

テラのそばで寝そべるようになる

犬に近づくとおなかを見せるのは「敵意はありません」という意味らしいですが、ビッキーもテラの前でとりあえずおなかを見せるようになりました。これは大進歩か？

しかしこれも、テラがおもちゃに夢中なので安心しているケースです。でも子守りをしているようでちょっと嬉しい。

姿が見えないと強気

ビッキーも猫なので、ぴょこぴょこしたテラの動きには思わずじゃれついてしまうことがあるようです。
あんなに毛嫌いしていた相手なのに、箱の中からリズミカルに出てくる前足には本能を隠せません。
この調子でうっかり仲良くなってくれないだろうか。

テラが眠いのが一番平和

ビッキーにとって、テラが寝ているときが一番平和です。
遊び疲れたテラがビッキーのそばに来て、コテンと寝てしまいました。

ビッキーもうとうとし始めた。これは一緒に眠るフラグか？
しかし薄目を開けている、尻尾を床に叩きつけている、等から、ビッキーの油断のなさがうかがえます。

起きると首を噛む

並んで寝ていても、起きて隣にビッキーがいると、テラはおはようの挨拶代わりに首を噛みます。悪魔です。

高いところに避難

ビッキー専用のバーチェアーは、まだテラは自力で登れません。
ビッキーにしてみれば誰にも邪魔されず下界を見下ろせる場所です。

ビッキーがやれやれとばかりにここに来ると、テラはとぼとぼと椅子の下にやってきて、自分の手の届かないところへ行ってしまったビッキーを熱いまなざしで見上げています。

試行錯誤を試みるテラ

最初は椅子の脚を登ろうとして滑っては落ちていましたが、ちょっと運動能力が上がってくるとカーテンや網戸から攻めるようになりました。

これは、行き過ぎてしまったようですが。

到達しちゃった

数日後、ついに、カーテンづたいにビッキーのラピュタへとたどり着いてしまいました。

俺の安息の地に踏み込みやがったな！ビッキーは動揺を隠せません。

第二次ねこねこ戦争勃発

すっかりコツを掴んだテラは、たびたびリラックス中のビッキーのいる椅子に登るようになりました。これにはビッキー大激怒。

まだ身体を密着させてくつろげる関係ではないみたいです。

「いいから降りて！」「なんで？」