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ふと心に寄り添ってくれるような、いぬねこモンはないかしら〜?とアンテナを立てていたら、気になるワードをキャッチ。
それは「ハコイヌ」そして「猫田君」。ハテ? 2つでひとつのグッズなの? ハコイヌのハコとは紙箱のこと? ちょっと気になりますね。さて、その真相は……。
まずはハコイヌから調査スタート!
まずは「ハイコヌ」というワードから検索しました。ほうほう……。
「ハコイヌ」とは、段ボールでできた犬のことです。誕生秘話は、ハコイヌのWebサイトで紹介されていました。
『時は昭和40年代。犬と暮らしたかったのに、団地住まいで犬を飼うことができなかったひとりの少年がいました。彼がココロを込めて段ボールで作ったのが「ハコイヌ」』……なんだか鉄腕アトムを作ったお茶の水博士みたいですね。
その証拠(?)写真がこちら。
引き続き、誕生秘話を読み進めます。
少年は本当に「ハコイヌ」と友だちになって、遊んだりおしゃべりしたり。幼き日々を共に過ごしていたんですね。それにしても子どもが作ったとは思えないほどの完成度。とってもかわいい。
少年の愛が込められているからでしょうか。「ハコイヌ」の表情も愛されていることがわかっているような。ヒトと段ボールって、心が通じ合うのかなぁ。いやいや、少年にとって「ハコイヌ」は段ボールではなくて犬そのものだったんですよね。えぇ話や……。
そして時は過ぎ、時代は平成……。この昭和生まれの「ハコイヌ」、少年を探して旅を続けているそうです。途中、人面魚を見たり、口避け女に追いかけられたりなんてこともあったかも……(あくまでも想像)。
現代に現れた、ハコイヌグッズ
そしてそして、「ハコイヌ」はさまざまなグッズになりました。
その豊富なグッズバリエーションから、私が気になったものをセレクトしてご紹介しますね。
まずはこちら。
「ハコイヌ」ブランコセット。
少年と「ハコイヌ」の思い出そのものですね。ブランコをときどき揺らして、自分の幼き頃にタイムスリップするのもいいもの。1050円(税込み)
そして、ポップアップマッチ箱とハコイヌ貯金箱
最後に、ミニマグ。
マグカップはキャラクターグッズの基本。シンプルなデザインで、「ハコイヌ」を身近に感じられるし、グッズとしても愛用できる。カラーバリエーションもあります。ミニマグ 630円(税込み)
グッズもバリエーション豊富に揃っているので、ひとつずつ揃えたり、友だちにプレゼントしたりしてかわいがってくださいね。そして、いつの日か少年とハコイヌの再会を祈りましょう。
にゃんだこれ!? 奇跡の物体、猫田君
そしてそして。次なるは『猫田君』ですよ。おーい、猫田く〜ん!
じゃじゃん! この流れで言わせていただくと「猫田君」ことハコネコです……?
ほら!
ほらほら!
「猫田君」はダンボールでできた子ども用イスなんですね。大きさは、270mm×250mm×250mm、耐加重は60キロ、1050円(送料込)。
耐加重は60キロ……。1年くらい使用しても耐えられるそう。
段ボールでできているものだから、永久に使えるというわけではありません。かと言ってすぐヘタってしまうこともなく。お値段からしたら十分に楽しめるいいグッズだと思います。段ボールでできたハコネコ「猫田君」、ホンモノの猫たちにも愛されそうな感じです。だって猫って、段ボール大好きだもの。
「猫田君」はバッグにもなっているんです。このバッグに猫のおもちゃやおやつを入れて、愛猫家にプレゼントするのはどうかな。ね、いいアイデアでしょう?
こちらも、もちろん段ボールでできてます。小物バッグ 735円(送料込)。
私はブログ猫田君のしっぽに載っている「焼きたてネコタパン」が気になっています。どこかで遭遇しないかにゃ〜。
今回の段ボール的いぬモンねこモン、いかがでしたか。親しみを感じられる素材でエコ、もっと世界を広げられる可能性を感じます。
今度、いつか「猫田君」のお友だち「犬山さん」も販売をスタートしてくれたら嬉しいな。
そうしたら、まさにそれが「リアル•ハコイヌ」な訳で……。そんな日を夢みています。
取材・文・撮影:いしぐろゆきこ
プロフィール&取材協力店
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いしぐろゆきこ
愛犬誌や女性誌、WEBなどで日々の暮らし、犬猫に関するエッセイやモノのリコメンドを執筆。近著に『豆柴センパイと捨て猫コウハイ』(幻冬舎)。
http://www.blueorange.co.jp/yuruyuru/
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