愛犬を外に連れ出したときに困るのが吠えグセです。ドライブ中、車内でずっと吠えられ続けては大変……。また、吠えグセがあると、カフェやレストランに連れていくのも気が引けますよね。そこで今回は、吠えグセを直す方法をご紹介します。
犬は、外の刺激に対して不安を感じたとき自ら退くことで、距離を保とうとしますが、車内など限られた空間の中にいるときは(自ら距離をとることができないとき)、吠えて威嚇をし、相手を遠ざけようとします。
吠えないようしつけるには、普段からたくさんの人と触れ合って、人間に慣れることがとても大切。
友人など、犬にとって知らない人(苦手な刺激)がいるときに、見える場所でおやつをあげましょう。すると、この刺激を我慢すると“おやつがもらえる” “いいことがある”という条件付けができます。慣れてきたら飼い主以外の人から直接おやつを与えてもらうのもおすすめです。
このように刺激に慣れる訓練をすることで、徐々に警戒吠えが防げるようになります。
他の犬が苦手な場合は少しずつ慣らしていきましょう。
散歩中など、他の犬に気が付いたら、おやつを与えます。他の犬の出現がおやつが出てくるきっかけと理解し、徐々に他の犬に慣れていきます。
他の犬に早く慣れさせようと、犬がたくさん集まる公園やドッグランなどへ連れて行くのは逆効果になる可能性大!
他の犬とコミュニケーションをとることが目標ではなく、まずは、他の犬が見えても、一緒の空間にいても過剰に反応しない(吠えない)ことを目標に訓練をしましょう。
刺激に慣らす「訓練」は非常に時間がかかるものです。もしも、「訓練」がうまくいかず車中で興奮し吠え出したときは、犬が入っているクレートやゲートを布で覆い視界を遮るのもひとつの手。刺激が見えなければ、吠えることもなくなります。このように困った行動が出ないよう、環境を工夫するのも飼い主の役目。環境を工夫しながら「訓練」を続けることがしつけの基本になります。
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