まずは、エンジンをかけずに、車に乗せてみましょう。車用ゲートや車用クレートに入れておとなしくしていられたら、おやつをあげ車内での定位置を覚えさせます。
次にエンジンをかけ音を聞かせて様子をみます。興奮したり、怖がる様子がなかったら、そのまま家のまわりをぐるりとまわってみてください。始めは、3〜5分くらいの短い距離から試してみましょう。駐車場に戻ったら、上手に乗っていられたことをたくさん褒めてあげます。ご褒美として少しおやつをあげるのも◎。褒められることで、犬は車に乗るといいことがあると覚えるようになります。
慣れてきたら、スーパーへの買い物や、駅まで家族を送り迎えするときなど、車を使うときは、こまめに愛犬も連れて行くようにしましょう。“短い距離で繰り返し乗せ、車から降りた時にご褒美をあげる”。これを繰り返すことで、犬は車に乗ることが好きになります。喜んで車に乗るようになったら、徐々に移動距離をのばしましょう。
ここで注意したいのが、車内での熱中症です。短い時間でも、日差しの強い日中や夏の時期犬を車中にのせたままにするのはNG。窓を閉め切った車内は室温がすぐに高くなるので、ご注意を。
- 急ブレーキを踏んだり、急カーブをグングン進むような運転は、危険を伴うのはもちろん、犬に恐怖心を与えます。また、あらい運転により必要以上に車が揺れると、車酔いにも繋がります。
- 犬は人よりも嗅覚が鋭いので、車用アロマや芳香剤の臭いが強いことで、車酔いをする場合があります。落ち着かないようなしぐさをしていたら、車内の香りを見直してみましょう。
- 食後すぐに車に乗せると車酔いをする可能性が高まります。食事は車に乗せる1時間以上前に食べさせ、排泄を済ませておきましょう。車酔いが心配な場合は、飲ませるお水も少なめにすることをおすすめします。
- 例えば、動物病院に連れて行くときにだけ車を使うなど、犬にとってうれしくない場所に行くときだけ車を使用していると、車嫌いになりがちです。ドッグランや公園など愛犬と楽しむときにも、車を利用しましょう。
- 犬は聴覚も人より優れています。大きな音で音楽をかけてのドライブは犬にとってストレスになることも。犬を乗せているときは、ボリューム控えめを心掛けましょう。
※未対応の店舗もございますので、詳しくはボルボ・ディーラーにお問い合わせください。
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