運転中、愛犬をフリーで
車に乗せるのは絶対にNG。
興奮をして車内を走りまわったり、
運転席の足元に
もぐり込むようなことがあったら
大事故に繋がる可能性も。
車内では、しっかり固定されているゲートや
クレートに入れることが必須です。
※写真はボルボ・純正アクセサリー、ドッグゲージ装着車です。
THE ALL-NEW VOLVO XC90は、
3列目にもエアコンの吹出し口があるので、
後部座席まで涼しく快適。
3列目に設置したゲートの中で
愛犬が心地よく過ごすことができます。
「犬が熱中症になる根本的な原因は"暑い"こと。また、体が脱水すると熱中症になりやすくなるので水分補給をしっかり行うことも大切です。
ドライブ中、クーラーをつけて人間が涼しいと思う環境になっていれば問題ありませんが、人が少し暑いな……と感じているとき、犬はかなり暑い状態です。
犬は、基本的に汗がかけないので呼吸で温度調節をすることになります。犬が暑がっていないかを確かめるためにも、ドライブ中は、ハアハアと呼吸をしていないかこまめに確かめるようにしましょう。
愛犬をクレートやキャリーバッグに入れて車に乗せる場合は、より通気性が悪くなるので温度調整をしっかりすることが大切。また、一番後ろの席は、他の場所より暑い場合があるので、飼い主さんは車内のどこがどのくらいの温度なのかをきちんと把握しておくことも大切ですね」
「夏、日中の暑い時間は散歩を避けましょう」というのと同じで、愛犬を海に連れていくなら、炎天下で遊ぶことは避けましょう。
砂浜が嬉しくてはしゃいだり、たくさん走り回ってしまうと、より熱中症のリスクは高まります。そうならないためにも、海の散歩は、朝・夕の涼しい時間が狙い目です」
車中や海で、犬がハアハアと暑そうにしていたら |
飲み水として必要なのはもちろん。 |
バスタオルは最低でも2枚以上用意を。 |
砂浜でのんびり過ごすなら、 |
万が一、愛犬に熱中症のようなサインが表れたときは、水を飲ませ、うちわなどで扇ぎながら(涼しい環境を作り)病院に連れていきましょう。病院に行くまでに、これをするかどうかで、回復に大きな差がでます。
「犬は、人間よりも砂浜に近い位置にいるので、砂浜に籠った熱をダイレクトに受けてしまいます。遊んだ後、ハアハアしていたり疲れているようなときは、濡らしたタオルを使って体を冷やしてあげましょう。
クールダウンの仕方は、水で濡らし固くしぼったバスタオルで愛犬の体を包むだけ。包んだまま、うちわで扇いで風をあててあげるとより早く体温をさげることができます」
「一番多いのはゴミや腐った食べ物の誤飲です。海では、バーベキューをする人も多くいますし、海水浴にきた人が落とした食べものが、砂浜に埋まっていることも多々あります。
私たち人間は気がつかなくても、犬の嗅覚をもってすれば砂浜はまさに宝の山。放っておくと臭いをかいでは掘り、目を放した隙にゴミを食べてしまうことも。嘔吐、下痢をした場合は、速やかに病院に連れていきましょう。
また、人間でも真夏の砂浜は素足で歩けないのと同じく、犬も肉球をやけどをする可能性があります。できるだけ日陰を探して遊ぶことをおすすめします」
ボルボの母国スウェーデンは、人だけでなく動物福祉においても先進国だと言われています。犬を長時間家に置き去りにすることを許していないため"犬の保育園"が数多くあり、人気です。基本的にはどこに行くのにも愛犬と一緒。スウェーデン人は夏、1ヶ月ちかいバケーションを取り、サマーハウスと呼ばれる"別荘"に、家族と犬とお気に入りの家具を車に載せて出かけます。サマーハウスは海辺に建っているものも多く、家から直接ヨットに乗って犬と一緒にバケーションを楽しむ姿もスウェーデン流です。