猫と暮らす
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猫が感じるストレスランキングTOP5
その名残で、現代の猫も周囲の変化には敏感で、人との暮らしの中で起こる出来事に、ストレスを感じやすいといえます。
どうしてストレスを感じるのか、そこには猫ならではのワケがありました。
その理由を考えながら、愛猫のストレスを軽減する対策をしてみましょう!
【5位】来客
縄張りを荒らされたと感じるから
見慣れない人が部屋の中に入ってくることは、縄張りを荒らされるようでストレスに。
また、知らない人の声やニオイ、存在自体に怖さを感じます。
触れられることにも抵抗感があるよう。
(対策は?)
猫に対して何もせず、害はないとわかってもらいましょう
危険な存在ではないと知ると、猫が自ら寄ってくることも。
【4位】シャンプー
毛が水を含みやすく不快だから
さらに、毛が細くて濡れると束になりやすく、乾きにくいのもストレスの要因に。
また、猫は雨量の少ないサバンナ地域で生息していた名残から、体が濡れることになれていないという説もあります。
(対策は?)
濡らさずにすむシャンプータオルを使ってみて
市販のシャンプーシートは、サッと取り出して、手軽に使えるのが◎です。
1回に2~3枚使って、毛並に沿って拭くだけでも、被毛表面の汚れを取って、毛ヅヤをよくする効果が。
頻度は、2週間に1回くらいでOKです!
3位】爪切り
抱っこが怖い、もしくは痛みの記憶があるから
猫にとって体を拘束されることは身の危険と感じるので、かなりのストレスに。
また、過去に血管や神経が通った場所を切られたなど、痛い思いをした経験を記憶していて嫌がることもあります。
安定する抱っこをし、少しでも切れたらごほうびを
太ももの上で猫を後ろ向きにさせて抱っこを。自分の体に密着させると安定し、猫の不快度を減らせます。
前足を持つ側の腕で猫の体をぐっと引き寄せると、より◎。
【2位】動物病院
動物病院のニオイを覚えているから
ニオイを感知する嗅粘膜と呼ばれる部分の表面積が、猫は20㎠ほどあり、人の能力の約10万倍といわれています。
そのため、動物病院に入る前から独特のニオイを感じ取っています。
(対策は?)
おやつを与えながら動物病院へ
キャリーケースに入れるときや、車に乗るときなど、愛猫の好きなおやつをこまめに与えて気を紛らわせましょう。
暑い時期は脱水症状にもなりやすいので、水分補給も忘れずに。
【1位】家電製品
家電製品の音が人よりも大きく聞こえるから
猫は、人の約3倍の音域を聞き取ることができます。
あらゆる周波数の音をキャッチするため、ストレスを感じやすいようです。
猫は250~3万5000ヘルツの高さで、20デシベルの大きさの音を聞きやすい音としてとらえています(表の青い部分)。
一般的に使用中のサイクロン式の掃除機の音は630ヘルツ、74デシベルといわれ(★部分)、猫にとって不快な音だとわかります。
(対策は?)
使用前に別室へ移す
別室への移動が難しい場合は、掃除機の威力を弱めに設定してから使用するなどしてみて。
愛猫に当てはまりそうなものはありましたか?
猫はストレスを感じると耳を倒す、体をすくめるなどのしぐさをとることがあります。
日頃から愛猫の行動に目を向け、いち早く対策できるよう心がけましょう。
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