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梅雨期の健康トラブルはこんなにも!?愛犬の下痢や皮膚病を防ぐ3つの対策

梅雨期の健康トラブルはこんなにも!?愛犬の下痢や皮膚病を防ぐ3つの対策

じめじめした日が続いたかと思えば、急に冷え込むこともある梅雨の時期は、犬も体調を崩しがち。食欲の減退や、下痢、嘔吐、さらには皮膚病になってしまう子までいます。

そんなシーズンを乗り越えるために、飼い主がしてあげられることはなんでしょうか? ここでは、「ブラッシング」「毛のカット」「梅雨冷え対策」の3つの点から、効果的な対策を紹介します!

①ブラッシングですっきりと

被毛が伸びすぎていたり、抜け毛が残ったままだと皮膚が蒸れ、トラブルの原因となります。そのため、ブラッシングはとても大事。抜け毛が残らないよう、できれば毎日ブラッシングしてあげましょう。

とくに、被毛がオーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の二重になっている犬種の場合は、こまめにしてあげてください。

梅雨期のケアのポイントとしては、アンダーコートをしっかり取ること! 被毛についたままになっている抜け毛も多く、これが通気性を悪化させる元になっていることもあるからです。専用のコームで、しっかり抜け毛をかき集めましょう。
次に、被毛のもつれや毛玉を取ることもポイントに。オーバーコートだけの犬でも、もつれや毛玉ができることもあるので注意してくださいね。

スリッカーブラシを使ってほぐしていきますが、引っかかった場合は無理に通そうとしないこと。毛の根本を指で挟み、皮膚が引っ張られないようにしながらほぐしていくと、ワンちゃんも痛がらないですよ。

②蒸れやすい部位の毛はカット

部位によっては、毛が密集しやすく蒸れやすいことも。トリミングサロンなどで毛を短くしてもらうことをオススメします。その際、気にしてほしいのは下記の5つの部位。

・耳
・わき
・お尻
・指の間
・肉球
まず1つ目は耳。耳の穴の周りは、毛が密集していると汚れや湿気がたまりやすく、炎症の原因になります。短くカットしてあげましょう!

外耳炎になりやすい子は、定期的にイヤーローションでお手入れしてあげてくださいね。
2つ目はわき。足と胸の毛が重なることで、もつれや毛玉ができやすいところです。バリカンで短くすることで通気性がアップし、ブラッシングもしやすくなります。
3つ目はお尻。肛門の周辺も、蒸れたり汚れたりするとトラブルの原因になるので、短くトリミングを。その際、しっぽの毛も短くしてもらうといいですよ。
4つ目は指の間。毛が密集し皮膚トラブルが起こりやすい部位ですが、指が毛で隠れて見えなくなっているワンちゃんも多いのでは? 指の周りだけバリカンで刈ることで、見た目は変わらず通気性がよくなります。
5つ目は肉球。指の間と同じく、肉球周りも皮膚病になりやすい箇所なので、注意してあげてくださいね。

■皮膚病になりやすい理由は?
もともと皮膚病になりやすい犬の場合、梅雨の時期に免疫力が低下したり、高温多湿の環境の影響で発症しやすくなります。蒸れやすい部位の毛を短くカットするなど、十分なケアを心がけてください。

③梅雨冷えには腹巻きで対応を!

梅雨の時期に急に気温が下がった結果、下痢や嘔吐、食欲不振という症状を見せる犬もいます。これらは、主に体の冷えが原因。

腹巻きを付けてあげたり、お腹をさすってあげるなどして体を温めてあげましょう。

そのほか、雨の日に散歩をしたときはシャンプーをしてあげるなど、雑菌が繁殖しないよう気をつけることも大切です。

ただでさえ高温多湿が苦手なワンちゃんたち。快適に過ごせるよう、適切なケアを施してあげましょうね!

出典/「初めて飼い主さんのいぬのきもち」2016年6月号『生活・カラダ・ココロのケアを見直して 梅雨どきのトラブル予防しよう』
文/サモ江戸
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