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【ペットシッターが解説】犬の脱走防止策まとめ

【ペットシッターが解説】犬の脱走防止策まとめ

愛犬が脱走してしまった、そんな事故が実は多いものです。
ちょっとした不注意から発生することが多く、「我が家の犬は大丈夫!」と思うのではなく、愛犬の安全の為にも改めて脱走防止策について考えてみてはいかがでしょうか。

普段の生活で注意すべき脱走防止策

愛犬との生活を始める場合、まずは室内飼いをおすすめしますが、室内で過ごしている犬であっても、ドアの閉め忘れなどによって外に出てしまう危険性があります。
行くことはないと思っていても、なにかの拍子で窓を開けてしまい、そのまま外に出てしまうということもあります。また、来客の際にドアから出てしまうという危険性もあります。

犬にとって、脱走してしまうきっかけは様々です。花火や雷などの大きな音に驚いて恐怖を感じ、パニックになって脱走してしまうというケースもあります。
イベントがある日や天候によっては、早めに室内の安心できる場所に移動させてあげるなどの配慮も大切です。

脱走防止として環境を整えること

愛犬の為のパーソナルスペースを作ることはとても大切なことです。
サークルで暮らす習慣がない場合でも、愛犬が休む場所としてハウスやベッドを作ってあげるとよいでしょう。
風通しがよい場所、リビングなど人の目が届きやすい場所などを選ぶことで、愛犬も家族も安心して過ごすことができるようになります。

室内でフリーになっていても、料理や食事の際、来客時などは、サークルなどに一度愛犬を入れる習慣を作ることも脱走防止対策のひとつになります。
また、サークルでなくても、玄関まで行くことができないように脱走防止のゲートなどを設置することで万が一の飛び出しも防ぐことができます。

脱走防止としてもしつけを行うこと

環境を整えていても、愛犬自身が活発に動き回るようであったり、脱走防止対策をした物さえ破壊してしまうような場合は、常に脱走の危険が伴います。
環境づくりと共に、愛犬のしつけも徹底するようにしましょう。

まず、大切なことは、リーダーの「マテ」の指示に従うようにできることです。「マテ」は、様々な場面で必要なしつけですので、日ごろから取り入れ、少しでも待つことができた際にはたっぷりと褒めてあげましょう。
お散歩に出る際も、まずは玄関前で「マテ」をさせることも、飛び出し事故防止につながります。

「マテ」と同じく大切なしつけのひとつが呼び戻しです。名前を呼ばれて「コイ」「おいで」などの指示があった場合は戻ってくることができるというしつけを練習しておくと、万が一の時に有効です。
普段の遊びの中でも、このトレーニングは積極的に取り入れ、「飼い主さんのもとに戻ることがとてもうれしいこと」としつけをしていくとよいでしょう。

まとめ

犬の脱走防止策としては、普段の注意と環境を見直すこと、そして愛犬と飼い主さんの関係性でもあるしつけの面がとても重要なポイントになってきます。
脱走は、些細なことやついうっかりが原因で起きてしまう可能性があるのです。愛犬自身や、周囲の方も危険な目に合わせない為にも十分注意しましょう。

文/ペットシッター 山川歩夏
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