犬と暮らす
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思わぬ怪我に注意!犬にとって家の中の危険なものは?
思わぬ怪我に注意!犬にとって家の中の危険なものは?
今までのお部屋の環境から様々なことを変えて改めて室内環境を整えなくてはいけない場合もあります。
お部屋の中でどんな物、どんなことが危険なのかご紹介します。
誤飲誤食に注意
私達人間にとっては何でもないものでも、犬の目線になってみたり、犬の興味関心を考えると、実は、危険な食べ物や誤飲誤食につながるものが多いのです。
例えば、犬に中毒を起こすネギ類やチョコレートなどは危険ですが、買い物に行った袋をそのままにしていて、気づいたら食べてしまっていたこともあります。
犬の届かないところにしっかりとしまう習慣を持ちましょう。
室内にある電気コードもかじってしまう危険性があります。
コードカバーをつけたり、まとめるなど、犬が噛んで感電を起こさないように注意しましょう。
お部屋の中の観葉植物などもかじってしまう危険性があります。
観葉植物の多くが犬にとって有害だと言えます。お部屋の中で、家具の配置やインテリアに至るまで危険な箇所はないかチェックしておきましょう。
タバコを吸う方が家族にいる場合は、タバコの管理にも十分注意が必要です。食べ物だと思い誤食してしまうことがあります。
タバコは大量に食べると死に至る危険性もあります。ニコチンは水に溶けやすいので、灰皿の中の水を舐めさせないようにしましょう。
吸ったタバコを灰皿のままテーブルに放置しないように気を付けましょう。
また、犬にとっても副流煙は体によくないということは言われています。愛犬との暮らしを始めたらたばこについても考えましょう。
室温と衛生管理に注意
特に子犬や高齢犬がいる場合は、夏の暑さからくる熱中症と冬の寒さからくる体の冷えに十分注意しなくてはいけません。
エアコンを使って人も快適に過ごせる温度に保つようにしましょう。
普段からお部屋の喚起もしっかり行うようにしたいです。
普段のお留守番時は空気清浄機などを使いながら、空気中のウイルスが蔓延しないようにしましょう。こまめな換気も大切です。
また、冬は、暖房の使い過ぎによる乾燥にも注意し、加湿器などを併用するようにしましょう。
愛犬のベッド周りも清潔に保つ必要があります。
カビやダニを吸ってしまうことで体調不良を起こしたり、不衛生な場所で長時間過ごすことで皮膚炎を起こしてしまうこともあります。
また、綿ごみやほこりを食べて吐いてしまう原因になることもあり、普段からこまめに掃除すること、清潔な状態にするように注意しましょう。
思わぬ怪我に注意
骨格や関節もまだ弱い子犬は、骨折や脱臼をしてしまうこともありますので、ケガに繋がるような段差には十分注意しましょう。
お部屋の中のフローリングも滑りやすいと、関節に負担をかけてしまいます。
特に高齢犬になると、ふんばりがきかずに滑ってそのまま起き上がることができない状態になってしまうこともあります。
滑り止めのマットやカーペットなど、愛犬が安心して動くことができるように床材にも注意しましょう。
目を離す時や長時間のお留守番などで不安がある場合は、サークルにいれることもよいでしょう。
しかし、突然サークルに入れると犬もパニックになって吠え続けてしまうことがあります。
普段から、サークルやケージで過ごす時間を作るなど、パーソナルスペースを与えるとよいでしょう。
まとめ
誤飲誤食、そして、脱臼や骨折などの怪我、愛犬は年齢と共に気を付けなくてはいけないことも変わってきます。
その都度、快適に過ごすことができるように、お部屋の中を改めてチェックしてみましょう。
文/ペットシッター 山川歩夏
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