犬と暮らす
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犬と海に行く時に気を付ける事は?注意事項やマナー等。
犬と海に行く時に気を付ける事は?注意事項やマナー等。
事前の準備、注意すべきこと、マナーなどを確認して上で、お出かけするようにしましょう。
マナーと事前準備を大切に
実際に海に行くと、「犬禁止」「ペット禁止」という看板が立っていることがあります。
散歩自体がダメな海水浴場や、海に入れることを禁止している海水浴場など、場所によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
犬と一緒に海水浴場に行く場合も、リードをしっかりとつけて、まずは、周辺の様子を確認しながら連れて行くようにしましょう。
海の中には様々な方がいます。犬が嫌いな方、肌が露出している場所で犬が近くにいることを好まない方もいます。一方、様々な食べ物やおもちゃが落ちている海、食べ物を与えようとする方もいます。
突発的な事故を防ぐためにも、リードはつけることがマナーです。
犬が排泄してしまうこともあります。特に慣れない場所ということで、思わぬ場所やタイミングで排泄してしまうこともあるのです。
水で薄める、排泄物は必ずビニールに入れて持ち帰る、最低限のマナーは守りましょう。
事前に体調が悪い、排泄状態がよくないなど、心配なことがある場合は、連れて行かないほうがよいでしょう。
体調と熱中症に注意
特に砂浜の温度は、60℃以上になっていることもあります。また、人間よりも地面に近いところで反射熱にさらされている犬にとっては、やけどや熱中症の危険性がとても高いと言えます。
朝夕の涼しい時間帯ならまだしも、日中一緒に海に行くことは、非常に危険でもあるのです。
海水浴場には思わぬところに海藻や海の生物がひそんでいるものです。また、売店で買った人間の食べ物が落ちていたり、ビニール袋や敗れた浮き輪などが落ちていることもあります。
誤って犬が食べてしまう危険性もあります。海藻やビニールによって、開腹手術が必要になってしまう危険性もあります。十分に注意しましょう。
帰ってきたあとはボディチェックを
まず、海水は、真水でしっかり洗い流してあげるようにしましょう。そのままにしておくと、べたべたとしてしまい、皮膚炎の原因になってしまうこともあります。
人と同じく、自宅でシャワーをかけてあげるようにしましょう。
足裏や皮膚の状態もチェックするようにしましょう。やけどをしていないか、異物が刺さっていないか、出血や傷がないかなどチェックするようにしましょう。
万が一、犬が足を舐めるなど気にしていることがあれば、状態をチェックして早めに獣医師の診察を受けることも大切です。
海から帰ってきてからしばらくは、体調の変化にも十分注意しましょう。海水を飲んで下痢をしてしまう、なんらかの異物を食べて嘔吐してしまうなどの症状が現れることがあります。
水や犬用ミルクを与えるなど、犬の腸内環境が整うまで様子を見る必要があります。
しかし、脱水や熱中症の症状がある場合は、命に関わりますので、すぐに動物病院の診察を受けましょう。
まとめ
愛犬のお散歩に必要なグッズの他に、休ませることができるようにシートやタオルなども必要です。また、体調に関しても十分注意し、出発するようにしましょう。
文/ペットシッター 山川歩夏
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