夢を見ているかも！犬が寝言で吠える割合は……

「愛犬が眠っているときに、急に吠えて驚いた」という飼い主さんはいませんか？
寝ながら吠えている様子に、「夢を見ているのかな？」と疑問に思ったこともあるのではないでしょうか。

いぬのきもち編集室では、同じような経験をした飼い主さんがどれほどいるのか、アンケート調査を実施してみることに！

1,474名に聞いてみた結果、約6割の飼い主さんが「愛犬が寝ているときに吠えたのを見たことがある」と回答したのです。

これって、犬は夢を見ているのでしょうか？

犬も夢を見ている可能性が！

愛犬が寝ているときに吠えて、飼い主さんは驚いてしまうかもしれませんが、じつは犬も夢を見ている可能性があるのです！

犬も人間と同じように、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」を交互に繰り返しています。ノンレム睡眠は深い眠りのことで、レム睡眠は浅い眠りのこと。

ノンレム睡眠では大脳の活動が低下しているため、脳も体もしっかり休めていて、爆睡状態です。
これに対し、レム睡眠も休んでいるように見えますが、脳が起きている状態に近く活発にはたらいているのだとか。

犬もこのレム睡眠のときに記憶を整理するといわれており、その際に夢を見やすいという説があります。

「寝言で吠えている」というのも、きっと夢の中での出来事に反応しているのでしょう。
なかには、眠った状態のまま足を動かしているワンちゃんもいるようです。夢のなかで走っているのかもしれませんね。

犬のノンレム睡眠は2割ほど　熟睡できる時間は少ない

ちなみに成犬の睡眠時間は12〜15時間ほどですが、そのうちノンレム睡眠は2割程度しかなく、熟睡できない時間が多いのです。

これは、「敵が近づいてきたらすぐに動けるように」との野生の習性が残っているためなのだそう。

犬が熟睡できる時間は少ないので、よく眠っているときは起こさないように、ゆっくり寝かせてあげてくださいね。

『いぬのきもちアンケート vol.1』
文／Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。

CATEGORY 犬と暮らす

2017/07/01 UP DATE