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愛犬の食欲が異常すぎる!疑うべき2つの病気とは
愛犬の食欲が異常すぎる!疑うべき2つの病気とは
愛犬の食欲が急に増えたら、病気の可能性もあります。
この記事では、ごはんを食べる量が増えるのが特徴の病気をふたつ取り上げ、解説します。
①クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
クッシング症候群は免疫機能が低下する病気なため、脂漏症や石灰沈着症など皮膚の異常が見られるケースも。
【クッシング症候群になりやすい犬】
プードル
ミニチュア・ダックスフンド
ポメラニアン
10才以上の高齢犬
②糖尿病
この症状が病気だと気づかない飼い主さんもいますが、病気が進行すると次第に食欲が低下していきます。
糖尿病の合併症として恐ろしいのが、「糖尿病性ケトアシドーシス」。
これになってしまうと、果物が腐ったときのような口臭がするようになります。
重度の虚弱状態に陥ってしまう可能性が高いため、高度な救急医療を受けなければ生命にかかわることも……。
糖尿病性ケトアシドーシスのほか、糖尿病の長期的に見られる合併症としては、「白内障」「腎臓障害」「糖尿病性神経症」などがあります。
【糖尿病になりやすい犬】
トイ・プードル
カニーンヘン・ダックスフンド
ミニチュア・シュナウザー
ビーグル
6〜9才の中年齢犬
食べすぎの症状は同じだけど……クッシング症候群と糖尿病の大きな違いは?
・クッシング症候群→太る
・糖尿病→食べてもやせる
このように、糖尿病は「食べても食べてもやせる症状が見られることがある」と覚えておきましょう。
いずれの病気も、そのまま放っておくと症状が進行して、命にかかわる症状に発展する可能性もあります。
愛犬の異変に気づいたら、できるだけ早く獣医師に診てもらうようにしましょう。
出典/「いぬのきもち」『新 愛犬の家庭の医学事典』
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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