1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 健康・病気
  4. 早期発見で重症化を防ぐ。目の病気のセルフチェックポイントとは?

犬と暮らす

UP DATE

早期発見で重症化を防ぐ。目の病気のセルフチェックポイントとは?

早期発見で重症化を防ぐ。目の病気のセルフチェックポイントとは?

犬がかかりやすい病気について、1つのテーマを全4回で解説しています。
今回のテーマは子犬からシニア犬まで犬全般がかかりやすい「目の病気」。

第3回は、目の病気にならないために飼い主さんができる「予防法」や「早期発見のコツ」についてご紹介します。

犬目線で部屋の危険チェックをして予防しよう!

目の病気は、ケガなどによって目が傷つけられることで発症するケースも多いので、普段犬が長時間過ごす部屋の危険を取り除くことが、予防につながることも。

犬の目線に立ち、鋭利なものや、視界の悪い場所がないかチェックしましょう。

危なそうな場所があれば、カバーで保護したり、家具の配置を変えるなどして対策しておきましょう。

刺激になりやすいシャンプーは目まわりを避けて

シャンプーが刺激になり、目の病気につながることもあります。

自宅でシャンプーするときは、目への刺激がなるべく少なくなるよう、目まわりを避けて、優しく丁寧に洗いましょう。
シャワーで泡を洗い流すときは、地肌にシャワーヘッドを近づけると泡がはねず、目に水や泡が入りづらくなります

目の病気になりやすい6~7才頃から定期的に目の検査をしよう!

目の病気にかかりやすい6~7才頃から、1年に1回は動物病院で目の検査をしておくと安心。

目の検査はおもに、涙の量や眼圧測定、視診などを行います。
犬がかかりやすい病気については、この3つの検査で早期発見できることもあります。

飼い主さんのチェックで病気のサインに気づけることも!

定期的な検査と同時に、いつもいっしょにいる飼い主さんが、愛犬の目の中や表面に濁りや傷がないか、目ヤニの量が増えたり目ヤニの色に変化がないか、などを毎日チェックしましょう。

目の状態以外にも、まばたきが多くなったり、前足でしきりに目をこするしぐさを見せたときも、目にかゆみや痛みを感じているサインのことが。

しぐさの異変も見逃さないようにしましょう。
初期の白内障の目の犬の目。目の右上にもやもやした白いものが見えます
目の病気の中には、飼い主さんの心がけで発症や重症化を防げるものもあります。今回ご紹介した予防や早期発見の方法を実践して、愛犬の健康に役立ててみてくださいね! 次回は、目の病気の治療法や通院日数、診療費についてご紹介します。

出典:「いぬのきもち」2017年10月号『データで解析! 今月の予防したい犬の病気』
写真:フジタ動物病院/まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る