この連載に関するお知らせ【穴澤賢の犬のはなし】

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この連載に関するお知らせ

2013年3月からはじまったこの連載ですが、今回をもちまして最終回とさせてもらうことになりました。長い間ありがとうございました。というのはウソで、ちょっとお知らせがあるんです。

実は、この連載が書籍になることが決まりました。とはいっても、連載をそのまま本にするわけではなく、縦書きにして、加筆修正などを加えて、もうちょっとちゃんとします。この連載がちゃんとしていないわけではないのですが、Web媒体なので意識してわりとライトに書いているもので。そのあたりを調整するわけです。

そうやって人知れず、Webや紙（本）で筆圧を微妙に変えたりしているんですよ。読み比べてみても「全然わからんかったわ」と思うかもしれませんが。そして、この原稿を書いているのは2015年の12月下旬なので、今まさに書籍用にリライトする作業を行っているところなのです。年末までにほぼ終わらせないといけないんですが、3分の1ほどしか終わっておりません。やや焦っております。

それにしても、リライトするために過去の記事を全部読み返しているんですが、大吉の顔が今と昔では全然違うことに驚きます。前はどこか甘えたようなぽやんとした顔をしていたのに、今ではすっかり大人びて。たぶん、福助が新たに加わったことも大きいのかもしれませんね。あのころにガラッとお兄ちゃんの顔に変わったような記憶があります。

そして、福助も来た当初と今では全然違うので「そういえば牙むいてたわ、こいつ」と思い出してパソコンの前でひとり笑ったりしております。写真も含めて１冊の本にまとまることで、そうした変化がより楽しめるかと思います。

世界文化社という出版社から発売されますが、「またね、富士丸。」の単行本を出したところです。あの本は富士丸が突然亡くなって、いわゆるペットロス状態になっていたころの話です。今回の本は、あれからどうやって現在のように大吉と福助と暮らすようになったのかという「またね、富士丸。」のアンサー本のような内容になるかと思います。