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ワクチンとT4(甲状腺ホルモン)の血液検査は同じ日に受けて大丈夫でしょうか。
ワクチンとT4(甲状腺ホルモン)の血液検査は同じ日に受けて大丈夫でしょうか。
T4(甲状腺ホルモン)の血液検査は甲状腺の病気が疑われる場合に行われます。甲状腺の病気で犬によく見られるのが甲状腺機能低下症と甲状腺機能亢進症です。
甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンが不足することで起こる疾患です。寒がるようになったり、運動を嫌ったり、脱毛などの症状が現われます。
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰になることで起こる疾患です。体重の減少、多飲多尿、下痢や嘔吐などの消化器症状、攻撃的になるなど行動の変化がみられることもあります。また、頻脈や呼吸困難、心肥大といった心疾患と同様の症状がみられることもあります。
どちらの疾患も、治療の効果を確認するために甲状腺ホルモンを定期的に測定しなければなりません。
ご相談者様の愛犬の甲状腺疾患の症状が安定しており、T4の測定が定期検査のためであるならば、ワクチンと一緒に血液検査を受けても問題はないと思われます。
ワクチンの前には必ず健康診断をして、犬にワクチンを接種できるかどうか確認しますので、担当の獣医師とよく相談をして血液検査とワクチンを受けてくださいね。
甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンが不足することで起こる疾患です。寒がるようになったり、運動を嫌ったり、脱毛などの症状が現われます。
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰になることで起こる疾患です。体重の減少、多飲多尿、下痢や嘔吐などの消化器症状、攻撃的になるなど行動の変化がみられることもあります。また、頻脈や呼吸困難、心肥大といった心疾患と同様の症状がみられることもあります。
どちらの疾患も、治療の効果を確認するために甲状腺ホルモンを定期的に測定しなければなりません。
ご相談者様の愛犬の甲状腺疾患の症状が安定しており、T4の測定が定期検査のためであるならば、ワクチンと一緒に血液検査を受けても問題はないと思われます。
ワクチンの前には必ず健康診断をして、犬にワクチンを接種できるかどうか確認しますので、担当の獣医師とよく相談をして血液検査とワクチンを受けてくださいね。
ビーグル|♂|10歳3カ月
監修/いぬのきもち相談室 担当獣医師
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