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飼い主さんが気づきにくい犬の病気<症状を勘違いしやすい病気編>

飼い主さんが気づきにくい犬の病気<症状を勘違いしやすい病気編>

『いぬのきもち』2017年2月号「飼い主さんが気づきにくい犬の病気15」では、飼い主さんが見てわかるような症状が出ない、気づきにくい病気について紹介しています。

この中から今回は、“症状が出ていても、それを勘違いすることで気づきにくくなる病気”についてご紹介します。

気づきにくい病気1【甲状腺機能低下症】

甲状腺から出るホルモンの分泌が低下する病気です。

なんとなく元気や覇気がなくなり、散歩を嫌がったり、寂しい顔つきなったり、異常に寒がりになることもあります。
おなかの皮膚が分厚くなって黒ずんだり、抜け毛など被毛の異常が見られることもあります。
写真左が発症時。首回りの毛が抜け落ち、元気もなくなっていましたが、投薬治療で毛並みが回復(写真左)し覇気も戻りました

【甲状腺機能低下症】は、なぜ気づきにくいの?

「愛犬はおとなしい性格」「元気がないのは年のせい」など、病気の症状を「そういう性格、年齢」と間違えて思い込むことで、病気に気づくのが遅れがちになります。

気づきにくい病気2【クッシング症候群】

腎臓の近くにある副腎(ふくじん)という臓器から出されるホルモンが、なんらかの理由で過剰に分泌され、進行するとさまざまな症状を引き起こす病気です。

おもな症状は、多飲多尿(飲水量とオシッコ量が増える)、異常な食欲、筋力の低下によっておなかが出る、などです。
病気の大本の原因が腫瘍の場合もあり、危険な病気です。

【クッシング症候群】はなぜ気づきにくいの?

病気の一症状として「異常な食欲」「水をたくさん飲む」ということがありますが、その姿を見て「年のわりに食べて飲んでいるから大丈夫」と勘違いされ、病気が見逃されてしまうのです。

「なぜ気づきにくいのか?」については後日お届けします

いかがでしたか?
「いぬのきもち」2017年2月号「飼い主さんが気づきにくい犬の病気15」では、上記の病気の“早期発見方法”や“治療法”のほか、上記以外の病気についても多数紹介しています。

また、病気の早期発見に役立つ“ドッグドック”の体験レポートも紹介しています。
本誌を参考に、「気づきにくい病気」にいち早く気づき、愛犬の健康長寿に役立ててくださいね!
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