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獣医師が答えるQ&A:いただいた質問に担当獣医師がお答えします。

部位から探す > 歯・口
口内炎の治療中です。よくなったり悪くなったりでなかなか状況がかわりません。何かいい治療法はないでしょうか。

ノルウェージャン | 4歳11カ月 | ♀

ねこのきもち相談室 担当獣医がお答えします

口内炎は猫にとって難病であり、治療になかなか反応しづらく、完治が難しい病気です。原因として考えられるのは歯垢や歯石により繁殖した細菌による炎症、猫白血病ウイルスや猫エイズウイルスに感染することによる免疫力の低下、猫カリシウイルスや猫ヘルペスウイルスの感染、口の中の傷、栄養不良、腎臓病や糖尿病などです。しかし、はっきりとした原因が分からないケースや、原因がひとつだけでなく複数あるケースも見られます。また、ウイルス感染がかかわっている場合、治療によりウイルス感染を完治することは難しいため根本治療ができません。それゆえ治療が非常に難しく、色々な治療法を試して効果を見ながら探って行くことになります。治療は対症療法といって、表面上の症状の消失や緩和を目的とする治療や、原因となっている病気の治療になります。口内炎の治療は消毒液を使った洗浄、抗生物質や消炎剤の使用、免疫力を調節するインターフェロン注射、免疫力を高めたり消炎効果のあるサプリメントの使用、歯石の除去や抜歯、炎症部分にレーザーをあてる治療法などがあり、複数の治療を組み合わせて行うこともあります。しかし、いずれの治療も一度で高い効果を得られることは少なく、繰り返し治療をしていく必要があります。もし、試されていない治療法があるようでしたら、かかりつけの獣医師にご相談されてみてはいかかでしょうか。愛猫に合う治療が見つかりますように。

ねこのきもち相談室 担当獣医師

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