認知機能不全症候群クイズ

認知機能不全症候群について
正しく知るためにクイズに挑戦!

クイズは全部で5問です。
では始めましょう!

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認知機能不全症候群クイズ
Q1.
認知機能不全症候群になるシニア犬はごく稀である。
  • はい
  • いいえ
正解:

認知機能不全症候群とは、脳の神経細胞の減少や脳の委縮が原因で、認知機能に障害が出てくる病気です。8歳以上のシニア犬に発症しやすいと言われ、どの犬種でも起こる可能性があります。最近の調査では、8歳以上の犬の約14%が認知機能不全症候群であることがわかっています。
※出典元:Salvin HE, McGreevy PD, Sachdev PS, & Valenzuela MJ. Under diagnosis of canine cognitive dysfunction: a cross-sectional survey of older companion dogs. Vet J. 2010; 184: 277–81.

Q2.
「睡眠時間が長くなる」「飼い主さんの呼びかけに反応しない」といった症状は、シニア犬にはよくあることなので、特に気にする必要はない。
  • はい
  • いいえ
正解:

昼間ずっと寝ていたり、呼びかけに反応しなくなったりするのは、認知機能不全症候群でよく見られる徴候です。悪化すると生活のリズムが昼夜逆転して夜鳴きをしたり、怒りやすくなるといった症状があらわれ、犬もストレスを感じ飼い主さんの負担も大きくなります。そのような変化が見られたら「高齢だから…」と身過ごさず、動物病院へ相談するようにしましょう。

Q3.
体をあまり動かしていない高齢犬は、認知機能不全症候群になりやすい。
  • はい
  • いいえ
正解:

認知機能不全症候群は、日常的な刺激が少ない犬ほどなりやすい傾向があります。愛犬がシニア期に突入しても、無理のない範囲で散歩に連れて行き、体を軽くマッサージしてあげると脳にも筋肉にもよい刺激となりますので、心がけることをお勧めします。

Q4.
ストレスを機に認知機能不全症候群を発症してしまうことがある。
  • はい
  • いいえ
正解:

引っ越しをして住む環境が変わる、粗相をしてしまい飼い主さんに叱られるなど、犬に大きなストレスがかかると一気に認知機能が低下することがあります。シニア犬と暮らしていく上では、なるべく環境変化を最小限にしておくことが予防につながります。

Q5.
認知機能不全症候群に効果があるものは、薬物治療のみである。
  • はい
  • いいえ
正解:

犬の認知機能不全症候群の対処には薬物療法以外にも食事療法や生活習慣の改善、適度な運動を取り入れるなどによって改善がみられることがあります。無理なく普段の生活に取り入れられる対処法はありますので、獣医師と相談してみましょう。

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クイズの結果はいかがでしたか?認知機能不全症候群はどの犬にも起こり得る病気であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。愛犬がシニア期に突入したら、日頃から運動やコミュニケーションを通じて刺激を与えるよう心がけ、ストレスを溜めないように注意してあげてください。また、万が一認知機能不全症候群と疑われる徴候が見られても、慌てずなるべく早く動物病院で相談するようにしましょう。療法食を取り入れたり、生活習慣を見直したりすることで、改善することがあります。愛犬の様子をよく観察し、変化を見逃さないようにしましょう。

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