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【獣医師が解説】愛犬のウンチに異変!○○がついていたら大腸炎の可能性も

【獣医師が解説】愛犬のウンチに異変!○○がついていたら大腸炎の可能性も

「いぬのきもち獣医師相談室」に、飼い主さんから愛犬の「便の異変」についての質問が寄せられました。

Q.軟便にゼリー状のものがついているのですが……病気ですか?

この疑問について、獣医師がくわしく解説しますね!

A.大腸炎の可能性があります。

やわらかい便の最後のほうに、透明・半透明のゼリー状のものがついていることがあります。これは、大腸粘膜がはがれたもので、大腸炎で見られることが多い症状です。軟便や下痢が伴うことがあり、時として出血が見られることも。

原因としては……

①寄生虫などに感染している
②食べたことがないものを食べてしまった
③いつもと違う環境などでストレスを感じている
④アレルギー

ということが考えられますね。

大腸炎だった場合の治療法

大腸炎になってしまったら、次のような治療をしていくことになります。

①投薬や整腸剤の処方
②食生活に気をつけるなどの対処
③改善するか経過を観察する

経過の中で、便に変なものが混じっているなどの異変に気づいたら、早めに動物病院で受診をしましょう。

動物病院に便を持っていくときの方法

愛犬の便を動物病院に持っていくときは、もしトイレシーツの上にした場合はシーツごとたたんでビニール袋に入れて行きましょう。

また、外で便をした場合は、写真や動画を撮って病院の獣医師に見せると、診断の手助けになります。

出典/「いぬのきもち」2016年6月号『こちら、いぬのきもち獣医師相談室です』
Honoka

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