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子犬と一緒に旅行に行く時の注意をペットシッターが解説

子犬と一緒に旅行に行く時の注意をペットシッターが解説

最近では、犬と一緒に行ける場所も多くなりました。子犬と旅行に行くとなると、楽しみと不安が入り混じる思いですね。
楽しい旅行にするためにも事前準備は大切です。普段の生活の中から少しずつ練習をして、安心して旅行に行けるようにしましょう。子犬と新しい発見が生まれる楽しい旅行になるのではないでしょうか。

子犬と出かける前の必要な事前準備

子犬と一緒旅行に行くことはとても楽しいことですが、体調のチェックを含め事前準備をしっかりと行いましょう。
まず、移動中も安心して過ごすことができるようにキャリーケース、そして普段からハーネスやリードに慣らしておく必要があります。
最初は家の中にいる時もカラーやリードをつけて遊んであげたり、普段からキャリーケースやケージの中で眠ることができるように準備しておくと良いでしょう。

子犬と旅行に行くにあたって、必要なワクチンや健康診断を終え、体調管理に気を配るようにしましょう。
一緒にお出かけできることは嬉しいことですが、体調を崩してしまっては楽しむことができません。食欲、排泄など、日々の体調管理に注意が必要です。

旅行にいくためのグッズもしっかり用意しておきましょう。お散歩グッズや予備のペットシーツ、ウェットティッシュや除菌消臭剤なども準備しておくと安心です。
また、普段から食べているフードを小分けにして持ち歩き、食欲が落ちた時のために大好きなおやつ、気分転換のためのおもちゃなどを準備しておくことも忘れないようにしてくださいね。

ドライブするなら子犬を車に慣れさせてから

ドライブで旅行するなら子犬を車に慣れさせることも大切な準備のひとつです。
ケージに慣れさせ、その後ケージごと車に乗せても、エンジンをかけずに一緒に過ごす時間を作ります。優しく声をかけて過ごし、慣れてきたところでエンジンをかけましょう。
エンジンの音で恐怖を感じてしまうこともあり、子犬の様子を見ながら練習をします。

少しずつ車に慣らしていき、子犬自身が車の音や振動、キャリーの中で過ごすこと自体に慣れてきてから運転を始めることで、お互いに安心です。
運転の際も、最初は短時間のみで終え、子犬の様子に注意しましょう。
特に車酔いをしてしまう子犬もいますので、できれば同乗者が声をかけてあげながら様子を見ていると安心です。

車酔いをしてしまった場合は。ひどくならないうちに一度車から降ろして気分転換をしましょう。
車を走らせてから、数分のうちに、ヨダレが出てきたり、吐いてしまう子犬もいます。そのような車酔いをする場合は、ドライブでの旅行を止めたほうが子犬のためです。

環境と子犬の体調に気を配る

実際にドライブや旅行の準備ができ、いよいよ出発、車の中では、子犬はケージに入れてあげます。
今まで通り、安心できる環境で過ごさせ、定期的に休憩をはさんでお散歩をさせてあげてください。換気や車内の温度に気をつけることも大切です。

子犬は環境の変化に敏感です。ごはんなどは出かける前の2、3時間前に済ませておくとよいでしょう。水分補給、トイレも事前に済ませておきます。
ただし、出発してから子犬の呼吸が速くなっていたり、鳴き出すなど、何か様子に変化があった時はすぐに休憩して、子犬の様子を見てください。

夏の旅行は特に温度変化に注意が必要です。くれぐれも子犬を車内に置いたまま、出かけないでください。
また、ケージの中にも熱がこもってしまう危険性があります。冷感マットを使うなどして体温の上昇に注意しましょう。

まとめ

愛犬との旅行はとても楽しいものですが、子犬のうちから出かける場合は、様々な準備をしっかり行ってくださいね。
車でのお出かけに慣れてくれると、動物病院受診の際などもとてもスムーズに出かけることができるようになります。
また、ケージに慣らしておくと、移動中や旅行先でも安心して過ごせます。子犬のうちから少しずつ慣れさせることでお出かけが大好きな犬に育つかもしれません。


文/ペットシッター 山川歩夏
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