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子犬の性格を把握しよう。犬の性格形成について

子犬の性格を把握しよう。犬の性格形成について

子犬の性格はそれぞれですが、成長と共に現れる性格の違いというのもあります。
子犬の性格の長所やひとつひとつの行動を褒めて伸ばすという生活を送ることで、自然とその子犬の性格に合ったコミュニケーションが楽しくなり、トレーニングもスムーズになることでしょう。

犬の性格形成について

子犬を飼い始める時、新しい家族として迎え入れ、素直な子に育てたいと思う方も多いでしょう。
実は、その犬の性格は、子犬時の数週間で決まっていくというほど早いものです。

もともと、犬の性格形成には様々なものが関係しています。
犬は、犬種によって本来狩猟犬であったり、使役犬、そして愛玩など、その犬自身の遺伝と生まれ持った性格を持っています。

さらに、人間とどんな風に関わっていくかで犬の性格も大きく変わっていくのです。飼い主の家族構成とその環境、さらに、実際の犬の育て方によって性格も変わってくるのです。
普段から家族と過ごす中でまずは、愛犬の性格を探っていきましょう。しつけにおいても、その犬のよいところを伸ばして行くしつけの仕方を考えることが大切になってくるのです。

たくさん声をかけ、様々なおもちゃで遊ぶ中で、興味や警戒心、人に対する反応、動物に対する反応などを見ていくとよいでしょう。
穏やかで物怖じしない犬に育てるためには、子犬の頃の日々の過ごし方がとても重要になるのです。

大切なことは、恐怖心も興味も一緒に現れる時期だからこそ、犬にとって、他の人や犬、物や音、色々な経験をさせ、よい行動ができたらたくさん褒めることが大切なのです。

たくさんのコミュニケーションを取ろう

犬のしつけは犬を家族として迎えたその日から少しずつ始めることが、お互いのルールを徹底し、家族と愛犬が幸せに過ごすための一歩になります。
犬のしつけは、早く始めることに越したことはないですが、大切なことは焦って行うのではなく、たくさん褒めて、犬とのコミュニケーションを取りながら、しつけを行うことがとても大切なのです。


子犬との生活の中で、どんな時でもよいことは褒める、悪いことをした時はタイミングよく叱るまたは無視するなど、一貫した態度が大切になります。
一緒に暮らす上でのマナーと迷惑をかけないような行動を教えていくことが、愛犬の愛情につながるのです。

子犬の性格や個性をみながらしつけの方法を考えていくことも大切なことです。
大きな声で一喝するとびくびくしてしまう子犬の場合は、いけない行動は無視をしてよい行動を褒めたほうがしつけはうまくいくこともあります。
子犬がコミュニケーションをとることに対して恐怖を感じないように注意しましょう。

食事も大切なしつけのひとつです。特に1才ぐらいまでに根気よく行っておくと、人間の物をねだるような悪い習慣を防ぐことにもつながります。
食事の前には「オスワリ」「マテ」「ヨシ」といった指示を出すようにします。指示に従うことで、主従関係のトレーニングにもつながるのです。

また「ハウス」のしつけも、すぐに始めると、様々な場面で役立ちます。
犬にとっても、安心できるハウス、ケージやベッドはとても大切なものなのです。

家族との付き合い方を考える

犬の性格形成には様々な要因がありますが、特に大切なことは環境と犬の育て方です。

ひとり暮らしで飼うことと家族に囲まれて飼うということでは、犬との関わり方も変わってきます。
犬と赤ちゃんが仲良く暮らしているというのは、とても幸せな光景です。

しかし、どんなにおとなしい性格の犬であっても、赤ちゃんと一緒の際は、目を離さず、赤ちゃんの安全を最優先させることが大切になります。


家族と一緒に過ごす上で大切なことは家族との信頼関係です。
子犬の頃から、興味関心が強い一方、吠えたり噛んだりといった神経質な行動が見られた場合は特に注意しなくてはいけません。
トイレのしつけが不十分であったり、飼い主さんへの信頼関係が上手に築けていない犬の場合は、危険を及ぼすことがあります。
性格を把握しながら、しっかりとしつけを行うこと、ストレスを与えないことが穏やかな暮らしの為にも大切なことになるのです。

子犬との信頼関係を結ぶ第一歩として、アイコンタクトとスキンシップがあります。
たくさん声をかけながら、アイコンタクトがとれたら褒めたりスキンシップをとることを繰り返し、家族と目を合わせること、気持ちを交わすことはうれしいことだと普段から伝えていくことが、トレーニングへの一歩になるのです。

まとめ

子犬との生活は、しつけや体調管理、様々なことに頭を悩ますことも多いかもしれません。
しかし、普段からたくさん声をかけ、スキンシップやコミュニケーションをとることが、愛犬との信頼関係を築く一歩になっていくのです。

文/ペットシッター 山川歩夏
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