犬と暮らす
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子犬と一緒にお出掛け!人が多いところへ行く時の注意点
子犬と一緒にお出掛け!人が多いところへ行く時の注意点
飼い主さんの楽しみだけで外に出してしまっては、子犬に恐怖を与えるきっかけを作ってしまいます。
安心して楽しいお出かけができるように、どんなことに注意したらよいかご紹介します。
お散歩で外の世界に慣れる
楽しいお散歩の為には、基本的なマナーを覚え、様々な人や犬との関わりが大切になります。
運動だけでなく、愛犬にとって、散歩がいつも楽しい時間になるよう工夫することも必要です。
逆にこの時期に恐怖やトラウマを作ってしまうと、人との関わり方が難しくなってしまうこともあります。
子犬に声をかけながら、たくさん褒めて、他の犬や人に会うことで、コミュニケーションを取ることを犬に学ばせましょう。
いざ、お出かけをするとなると、今まで知らなかった場所を歩き、様々な経験をします。
お散歩もいつも違うコースを歩いてみて、お互いに色々な発見をしてみましょう。車や自転車、外の世界で様々な経験をすることが犬にとっても成長につながるのです。
子犬が外の世界に慣れるまでには、段階を踏んでお散歩デビューすることも大切なことです。
慣れるまではベランダ、お庭や玄関先でも構いませんので、少しずつ準備をしていきましょう。
外に出る際も、最初は抱っこをしながら愛犬の様子を見ることも大切です。また。リードやカラー、ハーネスなどに慣らし、安心してお出かけができるようにすることも大切です。
交通手段について考える
初めてドライブする際は、まず、車に慣らしておくことも必要になります。
飼い主さんが車に乗って、リラックスしている姿を見せてあげることでも、安心するでしょう。安心して、車自体に慣れてから、エンジンをかけてみて、犬の様子を見るようにしましょう。
初めての空間が怖くなってしまう子犬もいます。実際に、車の中で過ごす場合は、安全の為にも犬専用スペースを作ってあげることが大切になります。
いつも移動に使っているキャリーバッグやケージがあるのなら、入れてあげてそのままお出掛けしてみてもかまいません。
おやつやごほうびを使いながら、愛犬をリラックスさせてあげましょう。
車以外の交通手段を使う場合も、安心できる場所を確保してあげることは大切です。また、温度や通気性には十分注意してあげましょう。
子犬の場合、体調を崩しやすくなってしまいます。
車酔いを起こしたり、呼吸が荒くなってしまうなど、体調不良を疑うようななんらかの症状が出た場合は、一旦休憩するようにしましょう。
安心できる場所を作る
車での旅行に慣れてきたら、ドライブボックスや専用のハーネスです。犬の飛び出しを防ぐことができる為、安全面で優れています。
子犬のうちから安心してお出かけできるようにしておくと、お出かけ自体が大好きな犬に育ってくれるでしょう。
また、ペットシート、ウェットティッシュ、消毒剤、タオルなど子犬の体をケアするグッズも忘れずに準備しましょう。
また、慣れていない環境であっても落ち着いて過ごすことができるように日ごろからトレーニングしておくことも大切になります。
興奮して吠え続けてしまう、分離不安でパニックになってしまうなど、問題を抱えた状態でのおでかけはお互いに負担になってしまいます。
基本は飼い主さんとの信頼関係が必要になるのです。
普段からしつけやトレーニングを行うことは大切ですが、なんといっても、お互いの関係を築き、安心できる関係性が大切です。
普段大好きなおもちゃで遊んでいる時も、アイコンタクトが取れたら褒めておもちゃを投げてあげるなど、目をあわすことを喜びにしましょう。
よい行動をたくさん褒めて伸ばすことが一番です。
まとめ
子犬と外の世界に慣らすこと、体調管理をすること、安心できるスペースを作ること、そして体のチェックやケア、準備と心がまえが必要です。
少しずつお出掛けする回数を増やし、トレーニングしていくとよいでしょう。
文/ペットシッター 山川歩夏
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