連日のように暑さが続いておりますが、みなさんの愛犬はお元気ですか?
暑いときには、もっとも気を付けたい犬の熱中症エピソードを1つご紹介します。
◆神奈川県茅ケ崎市でおこった柴犬の熱中症体験談
「4月下旬の早朝、散歩に出かけた直後に呼吸が速くなり、体が震え始めました……。」
「ふだんから暑さが苦手な愛犬。散歩中も日陰のタイルの上で腹ばいになっていることが多くあります。暑くなる前にと、朝の6時過ぎに散歩に出かけたときのこと。ふと愛犬の様子を見るとハッハッと息が荒く小刻みに震えていました。急いでタオルを濡らし鼠径部(そけいぶ)に当てて冷やしましたが、その日午前中いっぱいは元気がありませんでした。」
<獣医師のコメント>
冷却スプレーや保冷剤などをふだんから持ち歩きましょう!
散歩の時間帯を選ぶのはもちろん、風通しのよい日陰を歩いたりこまめに休憩をはさみましょう。
瞬間冷却スプレーを持ち歩いたり、保冷剤を入れて首に巻くネックバンドもおすすめ。
黒い毛の犬は日光を吸収しやすいので注意です!
いかがでしたでしょうか。リアルな熱中症体験談はとても参考になりますね!
今年の夏も熱中症から愛犬をしっかり守りましょう。
出典:「いぬのきもち」2017年8月号『全国から集まった! 熱中症体験談』