1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 健康・病気
  4. 保険
  5. 予防したい犬の病気【皮膚病】

犬と暮らす

UP DATE

予防したい犬の病気【皮膚病】

予防したい犬の病気【皮膚病】

犬の病気には様々ありますが、今回は、とくに梅雨時期から初夏にかけて発生しやすい「皮膚病」についてご紹介します。

高温多湿になるこの時季は「皮膚病」にご注意を!

一部例外の地域はあるものの、この時季の日本は全国的にジメジメ、ムシムシとした日が続きます。
そうなると心配なのが、愛犬の「皮膚病」です。

高温多湿の環境下では、細菌やカビ、ノミ、草花といった犬の皮膚病のキッカケとなる生物の活動や成長が活発になります。
また、犬の皮膚は被毛でおおわれているため、蒸し暑い状況が続くと皮膚が蒸れやすくもなります。

もともと犬の皮膚は、人に比べて皮膚の表面の層が薄くてデリケート。
そこに先ほど挙げたこの時季特有の要因が重なって、皮膚の環境が崩れて「バリア機能」が低下し、皮膚病を招いてしまうのです。

菌が異常繁殖して皮膚病になることも

とくにこの時季目立つのが「膿皮症(のうひしょう)」や「マラセチア性皮膚炎」です。
蒸れるなどの理由により、皮膚上の環境が崩れてバリア機能が低下し、前者はブドウ球菌が、後者はマラセチアというカビ(真菌)の一種が異常に増えて皮膚病を起こします。

どちらの「菌」も犬の皮膚上に普通に存在する菌ですが、皮膚のバランスが崩れていて、さらに高温多湿な環境だと、異常繁殖しやすくなるのです。
なお「菌」の異常繁殖は、皮膚病とは別の病気が引き金で起こることもあります。
膿皮症で、腹部全体が赤くただれたミニチュア・ダックスフンドの例。丘疹や、かき壊してかさぶたになった膿疱(のうほう)の跡などが見られる

アトピー性皮膚炎もこの時季は起きやすい

さらに原因が不明なことが多く、根治が難しいとされる「アトピー性皮膚炎」も、この時季は発症しやすかったり、症状が悪化しがち。

ノミの唾液にアレルギー反応を示すことで起き、背中や腰に症状が出やすい「ノミアレルギー性皮膚炎」や、皮脂の代謝異常が原因の「脂漏症(しろうしょう)」も、この時季はとくに注意しておきたい皮膚病です。
アトピー性皮膚炎を発症した柴。わき腹やおなか、四肢、目や口のまわりといった部位の毛が抜けて、皮膚が黒ずんでいる

このような皮膚病で愛犬に辛い思いをさせないよう、正しいスキンケアを定期的に行って病気を予防したいですね。
ブラッシングやシャンプーといった日ごろのお手入れをするときに、皮膚に問題がないかチェックしてみましょう。

出典:「いぬのきもち」2017年6月号『データで解析!今月の予防したい犬の病気』
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る