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犬の最先端医療に迫る
犬の最先端医療に迫る
近年の医療技術の進化によって、犬の治療法も選択肢が増えてきました。
ここではその一部をご紹介しましょう。
カテーテルを使った「低侵襲(ていしんしゅう)治療」が普及
心臓病や肝がんにおいて、犬の外科手術が進化するのと並行して、犬の体に負担をかけない治療も普及しつつあります。
これを医学用語で「低侵襲(ていしんしゅう)治療」といいます。
たとえば、犬の腎細胞がんの治療で、足からカテーテルを挿入し、がん付近の血流を止め、がん細胞を栄養失調させる動脈管塞栓(そくせん)術もそのひとつ。
「がんの種類によってはこうした治療法が有効なことがあります。また、犬の体力が手術に耐えられないほど弱っている、飼い主さんがどうしても手術は避けたいと希望する場合にこうした治療法をとることがあります」
と日本大学動物病院の浅野和之先生は言います。
外科手術をせずに、できるだけ体に傷を残さずに病気を治す、体にやさしい画期的な方法。人では当たり前の治療が獣医療でも応用されてきています。
※2017年1月現在の情報です。
いかがでしたでしょうか。
愛犬との暮らしをもっと楽しむ「いぬのきもち」2017年4月号「犬の最先端医療に迫る」では、画期的な僧帽弁閉鎖不全症や肝がんの手術、注目の再生医療についての最新情報をリポートしています。
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