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犬はおしりから老化する!? 犬と一緒に筋トレにトライしよう

いぬ・ねこのきもち
愛犬にはいつまでも健康でいてほしい。
そんな飼い主さんの願いをかなえるために、注目されていることのひとつが「筋肉のトレーニング」です。

犬に足腰の衰えがみられるのはお尻のあたりから

どんな犬でも、足腰の力は年とともに弱りがちに。
筋力や関節といった運動機能が総じて低くなり、歩行や活動がスムーズでなくなる状態を、「ロコモティブ症候群」といいます。

多くの犬の場合、お尻→太もも→ひざ→つま先の順番で老化や衰えが進んで、ロコモに陥りやすいよう。
自力で立ったり歩けなくなったりすると、内臓の働きやメンタル面が弱くなったり、寝たきりになる可能性もあります。

年をとっても、なるべく自立歩行できる強い足腰を保つために、筋トレでロコモの予防や改善に取り組みましょう。
いぬ・ねこのきもち

<こうしよう! 筋トレ室内編>後ろ歩きで後ろ足を鍛える

なるべく長い直線を手前から後ろに向かってゆっくりと歩かせます。

サークルや柵で通路をつくると歩かせやすいです。回数の目安は、1日10回。

普段はあまり使わない、太ももとお尻の後ろ側の筋肉を鍛えて、足の前側と後ろ側のバランスを整えます。
いぬ・ねこのきもち

<こうしよう! 筋トレ屋外編>坂道を歩き、全身の筋力や関節を強化

ゆっくりしたペースで坂道を歩き、上ったり下ったりを繰り返します。1日に5往復ほどを目安に。

全身の筋力や関節を強化するほか、体力や持久力をつけるためにも役立つ運動です。散歩行き帰りなどに、習慣にするとよいでしょう。

筋肉や関節、全身の血流をイキイキと保つのが筋トレ。
きつい運動のようなイメージがありますが、散歩のときやふだんの生活の中で少し気をつけるだけで充分に効果があります。
ぜひ試してみてください。
※犬の健康状態は千差万別です。持病などのある場合は無理に行わないでください。

監修/横山恵理先生(キュティア老犬クリニック獣医師)
撮影/佐藤正之
出典:「いぬのきもち」2017年11月号『今からすぐできる! 腸内環境・筋トレ・脳トレが健康寿命を延ばす秘訣だった!』
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