犬と暮らす
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ブラッシングを毎日すると、被毛が生えてこなくなる?
ブラッシングを毎日すると、被毛が生えてこなくなる?
たとえば、「ブランシングを毎日すると、被毛が生えてこなくなる」というのはウソ?ホント?
毎日でも問題なし。こまめに行うことがベスト
長毛犬や巻き毛の犬は、むしろまめに行いましょう。
ブラッシングで汚れや不要な被毛を除去できるので、通気性がよくなり、皮膚の健康を保ちやすくなります。
全体には、柔らかいブラシでやさしくブラッシングを。毛玉には、コームやスリッカーブラシを使用して、丁寧にほどきましょう。
ブラッシングは、毎日の習慣にすることで、愛犬の健康チェックにもなります。
また、毛玉ができにくくなって犬がブラッシングを心地よく感じられるようになり、ブラッシング嫌いの犬も慣れやすくなります。
被毛が生え変わる季節、毛は抜いたほうがいい?
「被毛が生え変わる季節は、人の手でどんどん毛を抜いたほうがいい」という噂は、ホントかウソか?
これはウソです。
被毛を直接引っ張ると、皮膚を傷つけるおそれがあります。
スリッカーを使えば、自然と抜け毛が集まり、安全にきれいに取れます。
このとき、毛並みに沿ってブラッシングを。ひっかかる場合は、毛の根本を固定して、毛先から少しずつほぐすイメージで。
残った抜け毛やもつれ、毛玉は、蒸れて皮膚トラブルの原因になることも。
とくに被毛がダブルコート(二重構造)の犬は、まめに取り除きましょう。
監修/南 直秀先生(東京動物医療センター副院長)
前迫光世先生(東京動物医療センター付属トリミングサロンオーシャンズ所属トリマー)
撮影/佐藤正之
出典:「いぬのきもち」2017年10月号『ネットに載っていたこの情報、ウソ? ホント?』
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