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犬にいいストレス?悪いストレス?

犬にとっていいストレス&悪いストレス

生きていくうえで、ストレスはつきもの。
ただし、ストレスのなかには、それを克服することでより生活しやくなるストレスもあれば、負荷がかかりすぎるストレスもあります。

犬にとっていいストレスと悪いストレスを見極めて、上手にストレスに対処する術を身につけましょう!

犬を不幸にする5つの悪いストレス

犬を不幸にしてしまうストレスには、以下の5つがあります。

空腹・渇き
日常的に水やフードが与えられず、犬が空腹やのどの渇きを感じるストレスのこと。
まれに、暑い時期に車内で脱水症状になるというケースもあるので気をつけましょう。

不快な環境
寒すぎる、暑すぎる、寝る場所が汚れているなど犬が不快な環境に置かれるストレス。
エアコンで温度湿度を調整したり、屋外飼育の場合は、日陰や風通しのよい空間を確保して。

肉体的苦痛
病気やケガをしているのに放置されたり、しつけと称して体罰を与えられるストレス。
日ごろから犬の全身をチェックしたり、定期的に動物病院を受診して健康管理を。

精神的苦痛
犬が苦手なものなどに対して恐怖や不安を感じるストレス。
犬の恐怖や不安を飼い主さんが早めに察知して回避したり、原因となるものに徐々に慣れさせることが大切です。

犬らしい行動の禁止
ニオイかぎによる探索や獲物を追いかけて捕まえるなどの犬らしい行動欲求が満たされないストレス。
遊びや散歩などで、それらを満たしてあげることが必要です。

犬の生活に必要のないストレス

上記の5つのストレスが、犬にとって負担になる悪いストレスです。
これらは単に犬を不幸にするばかりで、まったく必要のないストレス。飼い主さんがきちんとお世話をして管理していれば防げるものです。

ただし、「精神的苦痛」となる犬の恐怖や不安については、ケースによっては回避するだけでは不充分です。
飼い主さんが犬の様子を見ながらそのストレスに少しずつ慣らして、恐怖や不安を感じにくい犬にしていくことも大切です。


犬にとって悪いストレスは与えないように対処していきたいですね。

出典:「いぬのきもち」2017年9月号『犬にいいストレス 悪いストレス』
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