猫と暮らす
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同居猫には要注意!?愛猫が「慢性ストレス」になっている可能性が
その要因はさまざまありますが、「同居猫との生活」も慢性ストレスを引き起こす可能性があります。
なぜ、同居猫がいることでストレスを感じてしまうのでしょうか?
この記事では、猫を多頭飼いしている飼い主さんが知っておくべき慢性ストレスについて、くわしく解説します。
新しい猫が家にいることでストレスに……
そのため、新しい猫を受け入れるまでは様子をうかがい、元からいるコがストレスを感じ続けることに。その期間が長くなると、慢性ストレスの症状が表れてきます。
新しい猫を迎えるときは、対面のさせかたが重要になります。下記の2点を押さえてください。
・新入りの猫をしばらくケージやほかの部屋で過ごさせる
・徐々に猫同士の対面時間を延ばしてい
最後まで距離が縮まらない場合もあるので、できるなら正式に迎え入れる前に「トライアル」をするのがよいでしょう。
トライアル期間を経て、お互いの相性を確認できると安心ですよね。
同居猫と仲が悪いことがストレスに……
猫は縄張り意識が強い動物なので、気を許していない同居猫が自分の縄張りに侵入してくると相性が悪くなり、ストレスにつながってしまうのです。
その結果、ちょっと鉢合わせただけで威嚇し合うように……。
猫同士の仲をすぐに改善するのは難しいもの。できる対策として、下記の4つを試してみてください。
・時間を区切ってケージを利用する
・部屋を分ける
・フードを順番に与える
・トイレの場所を離す
このように、なるべく2匹が鉢合わせしないように気をつけると、改善される可能性も少なくありません。
「温和な猫だから大丈夫」が、じつはキケン!
しかし、温和に見える猫のほうが気をつかって我慢し、ストレスを感じていることもあるのです。
慢性的にストレスを感じていないか、日頃から気をつけて様子を見てあげて!
慢性ストレスになると、「部分的に脱毛する」「頻繁に嘔吐する」「下痢が続く」など、体調面にも大きな影響をおよぼすようになります。
ふだんから愛猫に気をかけ、異変があったら獣医師に相談するようにしてくださいね。
出典/「ねこのきもち」2016年8月号『猫のQOLを尊重するために知っておこう! 急性ストレスと慢性ストレス』
文/二宮ねこむ
※写真はアプリ「いぬ・ねこのきもち」投稿写真より
※写真はイメージであり、本文の内容と関係はありません。
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