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記事詳細(ニュース記事作成用)

高い意識と独自の視点で殺処分ゼロを目指す~福岡市の取り組み(2)~

最近では、多くの自治体が「殺処分ゼロ」を目標に掲げています。しかし、それは自治体の力だけで達成できるものではありません。『ねこのきもち』紹介している福岡市動物愛護管理センターは、とてもユニークな発想で市民を巻き込みながら活動しており、注目されています。今回は、センターに収容された猫たちの譲渡などについてのお話です。


※記載内容はすべて平成27年10月10日時点のものです。



※1回目の記事はコチラで公開しています。



※この記事は「ねこのきもち」から抜粋しています。「ねこのきもち」のお申し込みはこちら。



市民といっしょになって楽しみながら活動を



福岡市動物愛護管理センター(以下、センター)が市民を幅広く巻き込むことができるのは、市と市民の強力なネットワークゆえ。その団結力が最大限に発揮されるのが、毎月一回、日曜日にセンターで行われている「わんにゃんよかイベント」。ここでは、動物関係の団体や専門学校生が中心となり、来場した一般の市民に動物や愛護のことを楽しみながら知ってもらう企画を行っています。絵を描くのが得意なメンバーが地域猫活動の紙芝居を製作したり、できるだけメッセージが伝わりやすくなるような工夫を凝らしています。福岡市の活動がユニークと評されるのも、そうしたネットワークの中からさまざまなアイデアが出され、一つひとつ実現させてきたからなのかもしれません。

これらの活動には言わずもがなお金がかかります。市の予算の範囲でやりくりするのは簡単なことではなく、寄付も募っています。現在は「ふるさと納税」の一環として行われていて、寄付をすると税金が控除されたり、特産品が贈られたり、寄付をする側にもメリットがもたらされる仕組みになっています。ここにも、前向きな気持ちで参加してもらえる工夫が見られます。

猫 ねこのきもち ボランティア 保護

センターに乳飲み猫があふれたとき、職員が3匹を自宅に連れ帰り、ミルクを与えていたそうです。すくすく成長し、大きくなった今はケージで新しい飼い主さんを待っています


猫 ねこのきもち ボランティア 保護

掃除の時間になると、猫たちは、ケージから出してもらうことができます。トビラを開けてもらうといっせいに部屋を駆け回ります



1匹でも多くの猫の譲渡を目指す



このようにさまざまな活動を続けていても、飼い主のいない猫は一定数、センターに収容されています。減ってきたとはいえ、平成26年度も約500匹の猫が保護されていたそうです。

「そのうちの多くは、春先にやってくる乳飲み猫です。1匹でも多くの乳飲み猫を成長させ、譲渡できる状態にすることで殺処分数を減らすことができれば、と思っています。そのため、現在、ミルクボランティアの導入も検討しています」(センター所長・大神郁朗さん)。

センターで保護している猫の譲渡は、健康状態や性格から可能と見なされた場合、猫の情報をウェブサイトに掲載し、引き取り希望者からの連絡を待つ方法で行っています。

猫 ねこのきもち ボランティア 保護
猫 ねこのきもち ボランティア 保護

家庭動物啓発センターには「モデル猫室」があり、地元の小学生たちが猫のお世話を体験できるような時間を設けています



保護猫の譲渡はできる限り慎重に



引き取り希望者から連絡が入ると、譲渡の手続きが始まります。このチェックを入念に行っているのも福岡市の特徴。譲渡前講習会を受講するほか、数枚の書類を提出してもらいます。その一枚が「受け皿誓約書」。福岡市では、譲渡の時点で、やむを得ず飼えなくなったときに猫を引き取ってくれる代理人を立ててもらい、その約束を残すことにしているのです。
また、引き取り希望者が市内の住民である場合、センターの職員が希望者の自宅を訪れ、部屋のチェックも行っています。自治体の職員がわざわざ自宅に赴くことも珍しいといえます。

「せっかく飼い主さんが見つかったのに、再び猫がセンターに戻ってきてはあまり意味がありません。そのため、譲渡は慎重に行っています。やはり、水道でいう『蛇口』をしっかり閉めなければ、殺処分をゼロにすることはできないのです」(大神さん)。

水道といえば、福岡市は、一級河川がなく、降雨状況も不安定なため、「節水都市」を名乗っているそうです。市民の節水意識も高いのだとか。動物愛護においても、一人一人の高い意識で「蛇口」をしっかり閉め、「水滴」を垂らさずにすむ日が近い将来、訪れるかもしれません。



■問い合わせ先
福岡市動物愛護管理センター

「ねこのきもち」2015年12月号の注目企画は『猫のために何ができるだろうか』。
ユニークな発想で市民を巻き込みながら活動し、注目されている福岡市動物愛護管理センターの取り組みを紹介しています。


※『猫のために何ができるだろうか』は偶数月の号に掲載しています。


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