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穴澤賢の犬のはなし 穴澤賢の犬のはなし

Vol.18 犬と食事を考える〜その5

大吉はまもなく2才になるが、あまり手のかからない犬ではある。
そんな大吉の最大の悩みといえるのが、食について。とにかく食が細いのだ。食べ物に対する執着心があまりないらしい。犬というのは、何をあげてもガツガツ食べるものではないのか?
その悩みを解決すべく、動物病院向け栄養相談を行うペットベッツ栄養相談を主催し、ペット栄養コンサルタントである奈良なぎささんを大吉の暮らす我が家にお招きしてお話を伺ってみました。前回は犬の消化不良の対策などをお聞きしました。最終回の今回は、手作りご飯のメリット/デメリットに迫ります。

写真右より、奈良なぎささん、穴澤

前回からのつづき)

穴澤:奈良先生は犬は飼ってらっしゃるんですか?

奈良:はい、マメタロウというヨークシャーテリアを飼っていましたが、先日18才と40日で虹の橋へ旅立っていきました。

穴澤:そうなんですね。18才。マメタロウくんにはどんな食事を与えていたんですか?

奈良:1才まではドライフードで、あとはずっと手作りでした。

穴澤:手作りだったんですね。どんなものを与えていたのでしょう。

奈良:基本は、ごはん、野菜、肉などのタンパク質の組み合わせとサプリメント。それと腸内環境をサポートするための間食です。最初に必要な栄養バランスやエネルギー量を設定し、それぞれの材料の必要量を決定、あとは体調を観察しながら使用食材や量などを微調整していきます。

穴澤:どうやって微調整をするんですか?

奈良:体重、健康状態、行動変化などさまざまな角度から観察していきますが、最もわかりやすいのがウンチの状態です。

穴澤:そうなんですね。理想のウンチとはどんな状態でしょう?

奈良:便の状態は、食べ物、水分摂取量や健康状態により変化しますが、手作り食の場合は、しっとりとした形状の1本ウンチです。

穴澤:色は?

奈良:健康な便の色は一般的に黄色がかった茶褐色ですが、ドッグフードを主食にしている場合、フードの色と同じような色のウンチが出ているように感じます。

穴澤:食べ物を消化する際に出る胆汁の量では色は変わらないんですか?

奈良:健康体であれば胆汁は腸管でその95%が再吸収されて再利用されます。残りが大腸から便と一緒に排泄されますが、このときの腸内環境もまた便の色を左右することになりますね。

穴澤:たとえば手作り食の場合、ウンチの状態から腸内環境がいいか悪いかがわかる目安ってあるんですか?

奈良:はい。一般的に腸内環境が安定していれば、茶褐色で形のしっかりした便になります。一方で腸内環境が乱れると便がいつもより黄色い、あるいは黒っぽい茶色で、柔らかい、硬い、ねっとりとしているなどの変化が生じます。

穴澤:黒いときは、悪玉菌の割合が増えているんですよね。

奈良:腸管のどこかで出血があるような場合も黒い便がでます。そのため、「黒」という表現よりもいつもより「茶色が濃い」といったほうがいいかもしれません。この場合よくあるのは、タンパク質源の未消化物により腸内環境がアルカリ性に傾いた結果、便の色が変化します。脂肪摂取量が多かったり、その吸収がうまくいっていない場合は、さらにねっとりとした便になります。

穴澤:なるほど、そうやってウンチの硬さや色で判断をしていくんですね。

奈良:はい。食べ物が健康状態を左右するのは私たちと同じです。単純によいものを食べさせたから健康であるわけではありません。私たちは自分で体調の変化に応じて食べ物を選ぶことができますが、ペットの場合、その判断は飼い主さんに任されます。そのため、飼い主さんがどのようにペットを管理していけるのか、判断できるかが実はとても大事だと思います。そのため、ペットの食事は「これにしなければいけない」というものではなく、自分ができる最善を尽くせばいいと思うのです。

 犬と食事を考える〜その5<後編>

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