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いぬねこ街をぷらぷらと 癒しのいぬねこ温泉ものがたり

福島市の奥座敷・土湯(つちゆ)温泉。豊かな自然に囲まれたいで湯の里で幸せに暮らすねこたちと触れ合い、心も体も癒されてきました。

風評被害に負けずにがんばる福島
温泉街のねこたちも復興に貢献中

福島の名峰・吾妻連峰と安達太良山。その山間から流れる荒川沿いにある小さな温泉地が土湯温泉。奥土湯温泉と合わせて10の旅館、2カ所の公衆浴場、4カ所の足湯があります。こけしの里としても知られ、温泉街にはこけし工房も点在しています。

2011年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発の事故により、事故後しばらくは原発20㎞圏内・浪江町からの被災者が土湯温泉の各旅館に避難していたため、通常営業ができませんでした。震災を機に廃業・休業する旅館も相次ぎ、温泉街は一時沈滞ムードでしたが、2013年11月現在はほとんどの旅館、商店が再オープン。新たに大型旅館も開業予定で、少しずつ復興の光が灯り始めています。

荒川の渓流沿いに展開する土湯温泉

荒川に架かる「荒川大橋」は大きなこけしが目印。右奥が2013年12月にオープンする大型旅館「福うさぎ」

「なかや菓子店」のピーマンくんとミーコちゃん

大きなこけしが目印、温泉街の中心部にありシンボル的存在でもある「荒川大橋」を渡った右手にある「なかや菓子店」。自家製の温泉まんじゅうが自慢のお店です。

「なかや菓子店」の陳野原みきさん(写真左)とお母さんのテル子さん(写真右)。できたてのおまんじゅうが人気です

「なかや菓子店」には茶トラのピーマンくん(12才・オス)がいます。もともと母猫と兄弟猫と4匹で温泉街のノラ猫として気ままに暮らしていましたが、あるとき1匹だけ温泉水タンクの隙間に挟まって、「ピー、ピー」と鳴いていたのを、「なかや菓子店」の娘さん・みきさんに助けられました。母猫と兄弟はその後、見かけなくなりましたが、ピーマンくんは「なかや菓子店」で大事に飼われています。

撮影のため無理やり連れてこられておもしろくない表情のピーマンくん

ピーマンくんは人見知りなので、看板猫になれないのが玉にキズ。つい最近現れたメスの子猫が看板猫になりそうで、ちょっと焦っている(?)よう。子猫はみきさんが共同湯の「中の湯」近くで鳴いていたのを保護し、「ミーコ」と名付けました。新しい飼い主さんを募集中とのことです。

ピーマンくんに興味津々のミーコちゃん(写真左)と新参者の子猫を睨むピーマンくん(写真右)

松雲閣のかぶくん

「なかや菓子店」の斜め向かいにある旅館「松雲閣(しょううんかく)」にも名物猫がいます。6才になる男のこ、かぶくんです。すぐ下の河原に捨てられ、3日間ずっと鳴いていたので、板長さんが思い切って川に入って保護しました(このとき、生後半年くらい)。頭がカブの形に似ているので「かぶ」と名付けられたそうです。恩人の板長さんはじめ、スタッフのみんなにかわいがられてのんびり暮らしていますが、東日本大震災の後遺症なのか、最近は小さな物音にもビクビクするようになってしまったとか。よっぽど地震が怖かったんでしょうね。
かぶくんを保護してからは、なぜかほかの猫も寄ってくるようになったそう。猫に優しい宿です。

松雲閣のかぶくん

小滝温泉の3猫模様

「松雲閣」からさらに山に向かって坂道を登って行くと、奥土湯温泉になります。2軒の旅館があり、手前が「小滝温泉」です。温泉街から離れた静かな環境の中で、3匹の猫が暮らしています。

リーダーは太っちょのキジトラ猫チロルくん(7才・オス)。兄弟の黒猫チョコくん(7才・オス)といっしょに、子猫のときに二本松市内からもらわれてきました。チロルくんは体型どおりのおっとりした性格、チョコはしっかりもので下駄箱の上で招き猫をしたり、お客さんの膝の上に乗ったり看板猫もこなします。

一番下っ端が、キジトラ猫ニャーンくん(推定3〜4才・オス)。元ノラ猫で、1才くらいのときにガリガリの状態で宿の近くに現れたそうです。先住猫が2匹いるから飼わないつもりだったのに、従業員がこっそりご飯を与えているうちに居ついてしまいました。今ではお客さんのお見送りや接待なども率先してやってくれます。

かなりメタボ体型のチロルくん

定位置の下駄箱の上でお客さんを待つチョコくん

玄関でこけしと一緒にお客様をお出迎えするニャーンくん

3匹の関係は、チロルくんとチョコくんは兄弟だけに仲がいいけれど、チョコくんとニャーンくんの仲があまりよくありません。ときどきケンカをしそうになると、チロルくんが間に入って仲裁するのではなく、チョコくんと一緒にニャーンくんをいじめるのだそうです。
本当は一緒に遊びたいニャーンくんですが、なかなか2匹との距離は縮まりません。チロルくん、チョコくんは若女将といつも一緒に寝ているニャーンくんにヤキモチを妬いているのかもしれませんね。

宿の前の河原で遊ぶ3匹。左がニャーンくん。右の2匹とは微妙な距離感があります

小滝温泉の女将・阿部有子さん(写真左)と若女将・紗矢香さん(写真右)。2人とも大の猫好き。若女将に抱かれているのがニャーンくん

土湯の温泉街には気軽に入れる共同湯のほか、足湯や手湯があちこちにあります。温泉で幸せに暮らす猫たちとふれあいながら、山間のいで湯でほっこり、のんびり過ごしにいきませんか?

共同浴場の「中の湯」。入浴料は<大人>200円、<子供>100円。7時〜20時、火曜定休

足湯のほか、旅館やお店の前に「手湯」もあります。泉質は単純泉、炭酸水素塩泉など。万人向けのやさしいお湯です

問合せ

土湯温泉観光協会

営業時間:8:00〜17:30 / TEL:024-595-2217
HP:http://www.tcy.jp/

なかや菓子店

TEL:024-595-2104

旅館 松雲閣

TEL:024-595-2129

小滝温泉

TEL:024-595-2020

次回予告

次回は土湯温泉いぬ編です。

プロフィール

滝野沢優子

トラベルライター。訪問国数116。世界の犬猫を撮るのが趣味。日本温泉地域学会会員、温泉ソムリエ、温泉入浴指導員。東日本大震災直後から福島の原発被災地でペットレスキュー活動に奔走
「ねこ温泉いぬ温泉」プロジェクト推進中。
HP:http://www.kaishagokko.com/onsennekoinu/index.html

地図作成/石澤 愛
イラスト/斎藤ひろこ(ヒロヒロスタジオ)

 いぬねこ街をぷらぷらと

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福島市の奥座敷・土湯(つちゆ)温泉。豊かな自然に囲まれたいで湯の里で幸せに暮らすねこたちと触れ合い、心も体も癒されてきました。 風評被害に負けずにがんばる福島 温泉街のねこたちも復興に貢献中福島の名峰・吾妻連峰と安達太良山。その山間から流れる荒川沿いにある小さな温泉地が土湯温泉。奥土湯温泉と合わせて10の旅館、2カ所の公衆浴場、4カ所の足湯があります。こけしの里としても知られ、温泉街にはこけ g6n2u9000000lxw8
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