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コツ2:目線の先の空間は広~く
さて、グリッド線の交差部分に被写体が来るように配置したこの写真。ポイントはメイン(赤丸)の進行方向側(青部分)を広く空けていること。
被写体の目線の先に空間を広くとることで、想像力がかきたてられる写真になるんです。
はい、これが撮った写真。
被写体の目線の先の空間については、こちらの写真で比較するとわかりやすいです。
どれもけっして悪いという訳ではありませんが、印象がずいぶん変わりますよね。
目線方向が狭いため、見ていて疲れる。不安定な写真になりやすい。
犬がグリッド線の交差部分にはいないが、ど真ん中は安定感もあり、最も多く撮る基本構図。
目線を先に空間を広くする事で、その先に何があるのか?と想像させられる安定感のある構図。物語をイメージしやすく、プロっぽい写真になる。
次回は、イキイキとした表情を撮るコツを紹介します。
プロフィール
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依田かずあき
動物写真家。26歳の頃に沖縄県石垣島へ移住。石垣島にてダイビングガイドとして働く。その後、水中/動物写真家となり、ダイビング関連、動物関連の取材撮影を中心に活動。
2004年盲導犬などの介助犬を雑誌等で連載したことをきっかけに、ペット等の撮影にも力を入れる。2006年「ペットフォトライフ」を運営。現在、横浜を拠点に撮影活動を行っている。いぬのきもちのイベントの撮影会でおなじみ。
依田写真事務所ホームページ ペットフォトライフ
そのポーズに問答無用!
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