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THE WANDERLAND for Dogs, Cats and Us
主役のカンニング竹山さんにインタビュー!
「ねこタクシー」で主役の間瀬垣勤を演じるカンニング竹山さんに、ドラマの見どころや撮影秘話についてうかがいました!
Q
「御子神さん」と共演すると決まったときにはどう感じましたか?
A
これは撮影に時間がかかりそうだと思いましたね(笑)。だって、犬ならともかく、猫は人間の言うことなんか聞かないと思いますよね?
でも、御子神さんは人間の言葉をちゃんと理解しているんですよ。ここで「ニャー」と鳴いてほしいというところでしっかり鳴いてくれる。スタッフの指示通りにちゃんと動いてくれる。まるで台本のト書き(セリフ以外の人物の動きや心情を指示するもの)をわかってるんじゃないかと思うほど完璧な演技で、まさに「役者」そのものでした。
Q
撮影中の御子神さんとの忘れられないエピソードはありますか?
A
御子神さんが助手席から「ニャ」と鳴いて後部座席に移動するシーンがあるのですが、リハーサルではなかなかうまくいかなかったんですよ。スタッフもオモチャなどを使って誘導してくれてはいたのですが、どうもうまくいかなくて。
そのとき、ぼくは御子神さんに説教したんです。御子神さんの顔を見ながら、「お前がしっかりやってくれないと、撮影が長引いて飲みに行けないじゃないか!」と(笑)。すると、何度やってもできなかったシーンで、きちんと台本通りに動いてくれたんですよ。このときは、ぼくの話をしっかり理解してくれたと思いましたね。
御子神さんは撮影の合間、とにかくぬべーっとして寝ていました。撮影当時8才と、高齢でもありましたしね。起きているときにはキャストやスタッフの誰かにかわいがられていて、誰に対してもとても人懐っこい猫です。自分から甘えてきたり、掃除機やシャンプーを嫌がらなかったり、犬っぽい性格だと感じるところが多いかな? あまりにもさわりすぎるとちょっと嫌がるところは猫らしいですけど(笑)。
Q
ドラマ「ねこタクシー」の見どころとは?
A
御子神さんの演技があまりにもしっかりしているので、猫を飼っている方にはうらやましく感じるのではないでしょうか。「本当は違うでしょ」「猫はこんな素直に動いてくれない」と思われるかもしれません。でも、現場では奇跡の連続で、ドラマだけど御子神さんのドキュメンタリーともいえる作品に仕上がっています。
猫ドラマということで、もちろん癒しの側面もあるのですが、劇中ではお金や欲望、人間関係など、誰にでも起こりうることが繰り広げられています。作品の世界に引き込まれるストーリーなので、猫好きはもちろん、多くの方に楽しんでいただけると思います。
©2010「ねこタクシー」製作委員会
プロフィール
カンニング竹山
1971年福岡県生まれのお笑い芸人。バラエティー番組をはじめ、映画・ドラマ『ねこタクシー』、NHK『花子とアン』など、俳優としても活躍の幅を広げている。現在はABC『探偵ナイトスクープ』(毎週金曜日・23:17〜)、『竹山ロックンロール』(テレ玉/チバテレ/サンテレビ 毎週土曜日・25:00〜、tvk 毎週土曜日・26:00〜、MTV 毎週水曜日・26:00 〜)、TBSラジオ『たまむすび』(毎週月曜日・13:00〜)にレギュラー出演中。
インタビューテキスト/OFFICE-SANGA 竹山さん撮影/kuma*
アニマルプラネット 毎週火曜夜8時は「ねこドラ」の時間!
「ねこタクシー」の放送は2014年5月6日(火)20:00スタート(2話連続放送)
毎週20:00〜20:30は前回の再放送、20:30〜21:00は新作初放送です。
さらに7月22日(火)猫の日特集「ずっと!ねこ」では、全話一挙放送予定!